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とても良い

彼の舞には何かが宿っていた、舞台が死後の世界と生の世界をつなぐ橋に見えるほどであった。老いも若きも強きも弱きも生きてるものも死んでいるものもすべての我々の願いを将軍義満に込めた
将軍が背負うものはこれほど大きい、将軍は確かにこれを否定できない。彼は鬼夜叉に対して見事と言い放った。すごいものを見たと田楽新座は少し緊張感が走っていた。いつも通りにやることにしようとしたが増次郎はすぐに舞台に出て何をするかと思いきや土下座し負けを認めた。そこに義満が現れ、銭も払っていない見物人の言葉を気にするなと言いながら舞えと増次郎に言った
増次郎は鬼夜叉の舞台を見て新座がとても並ぶところではないと悟り、やってもやらなくても無礼ならば舞台での無礼を恥じると言った。義満に聞かれ鬼夜叉は新座に借りを返す機会を与えてくれと言い、この勝負は第三戦に持ち越しとした。新座の恥を庇った増次郎、他の新座の仲間たちはまた次があると言った。
千晴にもすごくいい舞だったと言われていた、皆の力を借りて父が作った演目を行った、何か大きなものとつながっていたようなそんな感覚だった鬼夜叉。
鬼夜叉は徳さんを忘れたくなくて、こんな世界を変えたくて舞ったと言ったがコガネは大笑い、菩薩気取りかよと言った彼。関わるべきじゃなかったとも言った。何でも持っている鬼夜叉が明るすぎて暗闇の中にいる人間の気持ちなんてわからないとコガネ。出会うべきじゃなかったんだと言った彼。ここで二人は袂を分かつ感じかな。
増次郎はこのままでは田楽は闇に消えてしまうと危惧していた。増次郎の過去、母を若くで亡くし、さっき握っていた菩薩は母親からもらったものだったみたいだ。
石也にコガネと何を話したのかと鬼夜叉、コガネと会わないで欲しいと石也。自分の舞に何が必要か決められるのは自分だけだと言った。コガネも大事な仲間の一人と思っているのだろう。
義満は猿楽を推すと言った、そして現時点でできる最高の舞台をして増次郎にとどめを刺せと言った。鬼夜叉は何かを言おうとしたが、義満はすべてをすこうとしてもこぼれ出るものはあると言った。
俺のために勝てと鬼夜叉に言った。新座はいま窮地に立たされている、俺たちの誇りなど守っている必要はない。増次郎は猿楽に似た舞台をやろうと言った。
鬼夜叉は皆が繋がることができる世界でまたコガネたちと仲良くしたい、自分の立ち姿に満足できていない彼。しかし増次郎にトドメを刺せと言われても…と言い及んでいた。
自分も彼らも武士ではないといい雨の中走り出した。大事なのは純粋に良い舞台を作ること、勝ち負けではない別の道があるなら、変わらなければならない。増次郎と鬼夜叉は考えが一緒。最後に二人から出た言葉「一緒にやらないか?」
猿楽と田楽が協力すればどんな舞台ができるのだろうか、義満は納得するのだろうか。



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