サービス開始日: 2022-07-06 (1546日目)
ココロワを主体にした特別編。
本編はそこまでハマれなかった自分だが、この特別編は普通に面白く視聴した。
作家としてのココロワに焦点を当てつつ、本編でも語られた稲作に対する困難を2話の中でバランスよく描いていたと思う。そして、精神的に随分成長したサクナヒメの描写も良い。
個人的には、バトル要素少なめの今回みたいな話が主体だったら、本編ももう少し好きだったかも。
毎度のことながら、この作品見ると、米が美味しくなるね。
全体のストーリーはよかったと思う。特に後半にかけて面白さも好感度も上がっていったアニメだった。
ただ、どうも自分には刺さらなかった。
米の有難さ、稲作の大変さ、キャラクターの成長、それによって強くなるサクナヒメといった要素を描きたいのだろうという意図は汲み取れたが、どうもそれらが自分に魅力的な形では伝わらなかった。
米作り×アクションのゲームが原作なこともあり、この二つの要素を融合させたポイントがこのアニメの特色なんだろうけれど、なんとなく焦点がぶれているように感じてしまって、稲作パートもアクションパートもそこまで好きになれなかった。
終盤では、キャラクター皆の成長した姿が描かれていて、それはとても微笑ましく見ていたのだけれど、如何せん自分にはどのキャラクターもあまり魅力的には映らなかった。田右衛門が流石にどん臭すぎていつまでも好きになれなかったな(笑)。申し訳ない。
散々言っておいてなんだが、ゲーム原作の1クールアニメの中ではかなり綺麗に話をまとめた方だったようには思う。
あと、普段食べる米が美味しくなるようなアニメではあった。
教育的アニメとしても良さそうだったな。
お役目をもらったココロワに対して、サクナヒメが嫉妬したりするのではないかと少し危惧したが、杞憂だった。サクナヒメは怠惰ではあるんだけど、根本的に悪い奴ではないんだよな。嫉妬したりはしないし、純粋にココロワがお役目をもらったことを喜んでいるように見える。
寧ろ、ココロワの方に不穏な陰が……。
そして、急に4年も経ってびっくりし。まあ、稲作の改良を考えるならそのくらいの単位は順当なんだけど。
全く期待せずに見たが、とても良い雰囲気の作品だった。
全体的には、ほのぼのギャグを基調とした日常系なので、勿論これといって大きな展開があるわけではないが、とても惹き込まれる部分があった。
穏やかな日常の中にあるささやかな喜びや悲しみといったものが自然に表れていて、良い意味で主流の深夜アニメとは異なるタイプの作品だったなと。「君」や友達との楽しく笑いのある生活と、時折差し込まれるやや物憂げなエピソードによって生まれるコントラストが、この作品特有の雰囲気を生み出しているような気がした。
全体的に優しい世界観も魅力の一つ。
結構マイペースで絡みづらいであろう主人公に対して、高校時代からずっと仲良くしてくれている友達。とても良い。
最終話で、エンディングの後に「エピソード0」を持ってきて、「雨と君と」というタイトルに相応しい締めくくり方をしたのも素晴らしかった。
原作も気になった作品。