温度差……ただひたすらに超えられない温度差を感じる。
前半のコミカルな水浴びシーンと後半の温度差。
エイティシックスたちと、彼らのことを何もわかれていないレーナとの温度差。
このアニメ、絶対ながら見できないやつだな…。彼らの本心は決してパラレイドには現れない。だからレーナにも伝わらない。机を叩くクレナ。筆致に怒りを込めるセオト。積み重なる不協和音。
レーナの机の上の砂糖菓子。キラキラとシュガーコーティングされた純粋すぎる彼女の幼い善意。本当に人間扱いするってどういうことなのか。そしてそれがわかったとして今の彼女に何ができるのか。
ようやくこちらも水浴びシーンやパラレイドで少しずつ顔と名前が一致してきて、カイエいいやつだなって思って。キルシュブリューテっていうのはカイエのことだったと知らなかった自分はレーナと同じ立ち位置だ。だからラストまで気づかなかった。それで最後に聞こえてきた言葉が「死にたくない」だなんて。
Cパートつらかった。音声で詰め寄られるの、ちょっとトラウマ。自分も往々にしてレーナ側の何もわかってない空気読めないやつなので。
なんか、パラレイドを見ているとDIscordとかもくりとかの作業通話ちょっと思い出したりする。音声でだけつながって他愛のない話とかしてても、きっとみんな色々人に言えない本心を抱えているのだろう。