ポールダンスが普通にすごい。なんかエロダンス的なイメージしか持ってなかったけど、ダンスやバレエのすごいのを見た時みたいな人体の美しさを感じる。思わず画面に見入ってしまう。モーションキャプチャのすごく良い使い方。
お話は映画の前日譚みたいな感じなのかな。先生良いな。北極星の「ポール」とポールダンスの「ポール」、星の円周運動・自転軸と1本のポールをめぐるダンスを掛けてるのが上手いなあ。プラネタリウムでポールダンス!?って思ったけど、ヒナノのあの絵を出したかったんだろうなと思ったらすごく腑に落ちました。映画も気になってきましたー!
1〜3話の感想まとめて書きます!
麻衣さん最高にかわいい。すべてのシーンがかわいい。バニーガール姿が最高に似合うし、表情がころころ変わるのも見ててほんとに楽しい。
咲太もお約束のハーレム状態だけど他の子もみんな魅力的で、前世でどんな徳を積んだのか。
二人のかけあい面白いよなあ。いつまでも聞いてられる。
1話のOP前の、そういうことだったんですね…
観測問題と学校の空気との絡め方が巧いなあ。誰からも無視されるって実際、存在してないのと同じだし、全校生徒の前で告白することで存在が確定するのエモい。高校の頃の自意識と世界が直結する感じがすごくわかる。「好きな人の記憶が自分から消えることに抗う」話と「自分の記憶が好きな人から消えるのを受け入れる」話って昔からめちゃくちゃ好きなんですよね…。性癖が両方入っててやばかったですw 眠るまいとする咲太の努力、麻衣さんの薬。「保証」「保障」の伏線。あと双葉もまた抗っていたんだよね。
藤沢って駅周辺以外ほとんど知らないからうろうろしてみたいなあ(駅の再現度が半端ないのはわかった)。東海道線で大垣にも行ってみたい。
咲太や妹の思春期症候群の謎、翔子さんの謎は気になるなー。
1クール目の最終回。
ファイド、元気でな…そして1機で荷物を引っ張り交代で運転するさまはなんだかまったりロードムービーのようで、でも確実に食料も弾薬も尽きつつあって、そんな死出の旅の奇妙なあかるさと美しい風景がただただつらくて。
帝国の街の廃墟が日本語だらけなの鳥肌立った。原作でもそうなんだろうか。この日本のなれの果てが、帝国なんだろうか。
日本の街並み、小学校の習字、卒業式の黒板、ニホニカ学習帳…それはどうみても僕らが育ってきた風景そのもので、だけど黒板の「りっぱなしょうこうになります」みたいな文字列が、残酷な現実を突きつけてきて。この日本語演出は効く……。
帝国は一体何があったのだろう。人は…人はいるのだろうか。もし人がもう誰もいなくて亡霊を乗せたレギオンだけが戦い続けているとしたら悲しすぎないか。
ラスト、見たこともない二足歩行の敵とかも出てきて、白兵戦で勝てるわけもなく、きっとすべての負け戦というのはこんな感じだったのだろうなという。
そしてついに86の拠点を訪れるレーナさん。彼らの生活の痕跡と書き置き。彼らはレーナさんがいつかきっと来るって信じてくれていたんだな。ついに信頼関係を築くことができていたのに、こんなのって…こんなのってないよ…ちょっと待ってくれこれで終わるの!?これで最終回!?……と思ったら兄ちゃん迎えに来た……ああー、そうか、シンはあっち側に…
1クールで一応区切りの良い終わりなのかと思ったら全然そんなことなくて、これは2クール目がめちゃくちゃ気になってしまいますね。レーナさんの強い決意を宿した瞳が、この世界を少しでも良い方向に向かわせてくれることを祈るしかない。
ファイド!!!
ファイド………!!!
ファイド〜〜〜〜〜ファイド…………
ファイド……ファイドぉぉぉ……
だめだ、こういうのに弱いんだよなんてことをしてくれるんだよ!
ファイドかわいいよファイド…
ずっとシンの背中を見続けてきたんだねファイド
なんで回想シーンにかぶせてED始まるんだよ…
ファイドしか見ていないクレナのかわよシーンとか…クジョーさんとか…アンジュ泣いてる…
戦場だけじゃなく青空や花や夕焼けや星や、世界の美しさもずっと記録してきたんだな…
よくよく見たらシンの兄ちゃんやアネットも…
すべてを見てきたファイドが走馬灯のようにそれを思い出していて、もうこの物語の終わりが近いことを知って泣いてしまうんだ…
お兄ちゃん機体かなり意思残ってるしレギオン大量に出てくるしどうなるかと思ったけどレーナさんのビンタ不発弾が決まりましたね。レーナさん強くなった。前回のアネットのマジギレとシンからの拒絶を経て、本当に強くなった。失明の危険を冒してまで敢行した視覚共有や砲撃、今までの彼女では考えられなかった戦法に、吹っ切れたな…と思ったし、アネット相手の脅迫とも言える依頼もほんとにもう無敵の人になっている。
あの「腕」はなんだったんだろう。最後、塗りつぶされてたお兄ちゃんの顔がちゃんと現れて、ああ、シンの中でも成仏できたのかなって。
5羽の鳥が飛んでいって圏外になるところ泣いた。ていうか鳥も一羽ずつ消えていってるんですけど……嫌な予感が当たらないことを祈りたい
アネット過去エピソードがえぐすぎる。もしかしてアネットの隣の一家というのはノウゼン一家だったのでは。パラレイドやシンの異能も伏線だったとは。つらいな。自分の忘れたい過去をレーナが毎度掘り返してくるの、これまでめちゃくちゃつらかったのでは。それを耐えてずっと無邪気なレーナの相手してやってたアネットもついに爆発したか。パラレイド技術も闇深ぇですよね…
人がいっぱいいた食堂が5人になってたり、生活感のあった部屋がガランとしてたり、なんというかこう、特攻というか、死にに征く旅の奇妙な明るさがつらさしかない。
最後ヤバいお兄ちゃん出てきた…次回ついに相まみえるのだろうか。
ほぼ半年ぶりの視聴です…そうだ…思い出しちまったよ、この共和国の胸糞設定をよォ……
これが伊藤監督演出・絵コンテの力…構図とカメラワークが神がかっている。泣いてるアンジュさんとか…
花火と砲撃。祭りと戦争。痛いくらいにこれでもかと断絶を見せつけてくる。僕らが目を背けてきた現実。
レーナさんのパラレイド通話、なんか自分の仕事を思い出させて共感性羞恥を煽ってくるんですよね…。他社さんにリモートでいろいろ依頼するのだけどきっとこちらは現場の苦労を知らず脳天気でズレたことを言ってしまっているだろうし、先方からは煙たがられてるし、上司は彼らを馬鹿にしている…自分もたぶんレーナ以上に空回りしてる…
ていうかいつの間にか86メンバー5人しか残ってないのか。あんなにいたのに。ショックだ。もはやいつ死んだかさえ知らされないというね…。補給は来ないのわかってたけど。どうせ死ぬなら戦って死ぬっていう日本軍的美学、それは礼賛したらあかんやつや…なんかカッコよくキメて納得してるけどあかんやつやで…
5周年記念の劇場上映を鑑賞。
圧倒的な「母になる」ということ。「母である」ということ。親は子のために何をしてやれるのか。たぶん、この映画は観た人の立場によって大きく感想が変わるタイプの話だと思う。人の親になったことのある人であれば平常心で観られないであろうシーンがかなりあった。
岡田麿里さんの作品をちゃんと観たのはこれが初めてなんだけど、予想以上に生々しい作風、感情をえぐるタイプの物語だなという印象。作家性が強い。個人的にはあまりクリエイターの性別と作風を結びつけたくはないんだけど、今作は特に「母親」を経験した者だけが辿り着ける境地のようなものもあったような気がする。子供を産み育てるという、人類の半分が経験しようのない境地をある種疑似体験させてくれる作品でもあった。本作には実にいろいろな「母親の在り方」が登場する。マキア、レイリア、ミド、ディタ。このうちマキア自身は出産を経験していないこともあり、より普遍的な描き方になっているように思う。レイリアやディタをめぐる描写は結構生々しくてちょっとぎょっとするところもあったけど、きっとそこに「母親のリアル」があるのだろう。
そして母親になったことのない、なりようのない人間であっても、確実にわかることはある。誰だって、母親から生まれているからだ。自分の母親に対する感情は人によって千差万別だろうけど、彼女が感じていたかも知れない感情をこの映画から想像することはできるし、エリアルの苦悩も感じ取ることができる。やはり「父と子」とはどこか違う関係性を感じる。
「母親性」と並行して、イオルフの長寿という設定がまた心をえぐる。イオルフは何も変わらないのに、時は過ぎ、エリアルたち人間はいつしか勝手に大きくなり、いつか親から離れて彼らの人生を歩んでいき、さらに次の世代に何かを伝えていく。永遠なんてものはなくて、いつか別れの日が来る。それでも親は子にとってちゃんと親であれたのだろうか。子は親の人生に何かを与えることができたのだろうか。たぶんお互いに自問し続けるのだと思う。
登場人物の行動原理がかなり感情ドリブン(しかもわりとドロドロした重い感情)なので、プロット全体としては気になる部分もあった。これは自分がキャラより物語構造のほうが気になってしまいがちなせいもあるかもしれない。ただ、その分、キャラの声にならない叫びや慟哭のようなものが強い力で物語をドライブしているのが感じられた。また音楽と美術が本当に美しかったので、大画面で観て良かったと思う。
金の国水の国も見てきました!
みんなが一行さんみを感じたという浜辺さんの演技めっちゃ良かったです!主人公も含め本当に役に合ってました。
男女の甘々な触れあいを描く作品かと思ったら意外とエンジニア映画であり組織間の群像劇であり。そしてエキゾチックな意匠がめちゃくちゃ美しい。
主人公はエンジニアのある種の理想ですよね…w ただしおとぎ話っぽい体裁のためかリアリティラインはかなりふわっとしてて権謀術数とかアクションとかお仕事映画っぽい要素はそんなにないです。
ちょっと登場人物の感情の推移や行動の動機をうまく追えず混乱したんですが、原作読めてないからかも。
上質な絵本を読んだあとのような、全体的にほっこりする映画でした。
あと富山のアレもっと出してほしかったw
原作もアニメも未履修でほぼネットミーム知識しかなかったんですが、良かったです!
・井上先生の絵がそのまんま動いてる!完全に漫画読んでる気分(コマ割りが浮かぶ)
・完全にスポーツ観戦してる感覚
・静と動の対比、台詞で語らない演出がとても良い
自分はバガボンドしか読んでないけど何となく井上先生節みたいなのが感じられて、あの絵のタッチがそのまま動いてるのすごかったし、構図やカット割りも不思議と漫画に近かった。
主人公を「彼」にしたの、正解だったと思う。これは原作読みたくなる…。試合とそれ以外のシーンの構成が巧いなあと。彼の苦悩や鬱屈、家族との関係、そんなものが映像だけからビンビンに伝わってきて、きっとすべてのスポーツ選手ひとりひとりの背景に人生や思い出や強い感情があるのだろうなとそんなことに思いを馳せるくらいに日常パートがよかったし、だからこそ試合に自然に熱が入る。本気で試合にすべてを託したくなる。
高校の体育でバスケやってた時の感覚を強烈に思い出した。ボールがバウンドする時のちょっと金属的な音。ドリブル中にボールが手に吸い付くような感覚。ゴムの匂いと表面のザラザラ。
陰キャなので団体で球技とかもう完全に無理だったんだけど、こんなに覚えていたとは。そういうかすかなバスケの記憶を確かに呼び起こしてくる、そして、バスケがしたいです……と思わせてしまう手腕、さすがだと思いました。