サービス開始日: 2018-11-05 (2893日目)
ストーリーというか、キャラというか、作品設計自体が軽いアニメだった。見て後悔。
ゲーム×女性。実はあまり良くない組み合わせ。なぜなら、女性がTOPにいない業界だから。そのくせストリートファイターの映像を使うようなリアルに寄ってる世界観だから、実績のある格上キャラを出せていない。対戦というステージに対して、この舞台設計は致命的。地方大会とかにしとけばよかったのに。
主人公の深月がいる意味ない。話を動かす美緒が、強すぎず弱すぎない絶妙な塩梅だから、成長物語として弱いし、カタルシスも得られない。彼女の実力が中途半端で、一番難しいキャラ設計だと言える。あと市ノ瀬の声が駄目。なんだあの軽い声。
敵役が魅力的じゃない。
まず、先述したリアル寄りにした弊害か、上位ランカーが一切出てこない。実績のあるキャラがまじでいない。
不良の見た目のやつは、引き立て役でしかない。せめて見た目や人格がまともなキャラなら、サブキャラの成長とかを描けたのに。
そして、肝心のラスボスである藤宮が駄目キャラすぎる。こいつの敵としての格が弱いから、ラストバトルの勝ち負けに緊張感がなくて、退屈だった。
見た目とか、人間としての立ち振る舞いとか、明らかに格下。そのくせ実績が何一つない。お飾りのラスボス。
緊張からのカタルシス。期待を超えたものが満足度になる。
その点でいえば、序盤は味方をインフレさせたり成長物語で読者を引き込み、中盤は敵役を格上として引き立てる。そうすることで終盤の緊張感が生まれて、僅差のところで人間ドラマで主人公が成長して、勝利して、カタルシスが生まれる。そんな基本的なことができていないアニメだった。そもそも物語の作り方が上手くない。主人公がなんにも成長しないし、敵もそこらへんにいる女子だし。そんな普通の人のゲームしてるシーンを見せたいなら、日常物にしておいてほしい。
あと、最後も良くない。結局美緒は最後の戦いで何を得たのかと。あの時点の藤宮に、あの結果を与えたらたら駄目でしょ。
対戦というには味方敵双方に魅力付けが足りず、緊張感が演出できておらず、物語の思想が日常物だった。例えばこの手の話だと、ヒカルの碁や、ちはやふるを見直してほしい。なんかルールを知らないのに熱くなれるのはなぜか。その業界に入りたいと共感する要素はどこだったのか。