「刻が未来にすすむと 誰がきめたんだ」
このフレーズがバチッとハマる世界観が凄い。別作品だけど、千空が蘇らなかった世界線のストーンワールドはこんな感じなんだろうな。
キャラクターたちも争いそのものが風化された時代を生きているからか、戦争真っ只中にも関わらず悲壮感があまりなくて独特だった。
ストーリーの方からは、争わないために争いから目を背けて、忘れてしまっても良いのか、を問う内容なのかなと感じた。目を背け続ければ争いが起こることは無いというアグリッパの考えも分からんでもないし、答えのない難しい問題だなと思った。
上述の通り争いを知らない人々の話だからか、戦闘シーンは少なめで主役機のターンエーですら活躍シーンが少ないのはちょっと残念なところ。カプルやらウォドムやら他作品にいたらやられメカになってたであろうMSが一線級で戦い続けたのは面白いところだと思う。デザインは万人受けしないんだろうけど、個人的にはターンエーの古代兵器っぽい感じは好き。