折神家は、人体実験を行っていたという新たな情報が得られましたが、果たして当事者達(獅童や此花、皐月)はどこまで知っているのだろうかと思えてきました。彼女らの反応から人体実験をよくないものだと感じている様子ですが、やはり折神紫を尊敬し、信じているためか「仕方ない」と思っているのかもしれません。折神紫の正体を知ったときにどんな反応を示すのか、気になってきました。
原書との契約を解除した葉月が、決意を新たにヘクセンナハトの試合会場へ突撃したところで終わりましたが、学園長の裏技で4人目に登録されていた葉月って参戦できるの?と思いました。
今回はヴァイオレットの成長と、とても良い笑顔が観られて良かったです。もちろん姫様の気持ちの描写なども、繊細で素晴らしかったと思います。
このまま終われば良かったのに、なぜ今更あんな野郎どもが出てくるのか!と、次回が不安です。
今回非常に気になったのが、アリサの「(転生者は)“この世界では”赤ん坊からしかないわ」という台詞です。
この話を信じるならば、他の世界での転生についても知識があるか、アリサが何度か異世界転生を繰り返しているということになるのでしょうか?
灰ノ目は以前登場したときも、とてもひどい意地悪をしましたが、今回は犯罪レベルでしたね。
この灰ノ目は、面白がってやっているのか意味があってやっているのかわかりませんが、独断と偏見で「某妖怪漫画のねずみ男とぬらりひょんを足して2で割ったような奴」と自分は認識しました。
今回のタイトルは、きっとドリアンショーに至った経緯がメインだと言いたかったのでしょう。
実は自分はドリアンを直接見たことも食べたこともありません。しかし、においがすごいことは知っていましたので、“食べたいとは思いませんが”どんなにおいなんだろうか、と改めて思いました。商店街っぽいところでしたので、周りの人が迷惑だったのでは?などと思ったりもしました。
ヴァイオレットに悪気がないのはわかっているものの、アイリスにとって両親に知られたくない過去をあっさり伝えてしまうところがヴァイオレットらしいというか・・・(苦笑)
自分がアイリスの立場だったらヴァイオレットに対してどんな態度を取るだろうかと考えつつ、でも伝えなかったら両親との溝はもっと深いものになっていたのではないだろうか、とも思いました。
改めて「人に気持ちを伝えるのって、とても難しいことなんだ」と考えさせられました。それが伝えにくいことならなおさらですが・・・。
単なるメルヘンな話ではないと思っていましたが、想像以上にドロドロした関係性が浮き彫りになった回でした。
しかし葉月は、いつになったら「ブーフ・ヒュレ」が出来るようになるのだろうか?
様々な能力と称号を次々にゲットしていく主人公ですが、作者側の立場に立ってみると能力や称号を考えるのも大変だろうなぁと思ったりしました。
もしかしたら「デスマーチ」の本当の意味は、能力や称号のネタを無尽蔵に考えることだったり・・・(笑)