今回も響と奏は衝突しては関係を上方修正。
響は諦めが早く、奏は一度やると決めたら諦めずに貫くという描き方のようだけど、奏の頑固さが目立ったかと。人形を渡すのが今日でなければならないという根拠は薄く、翌日でも構わないと思った。要はバランス感覚が大切かと。
喧嘩しながら仲良くなっていくのは、実際にはかなり難しく、結果的に上手くいかないことの方が多いと思う。大事な友達に対して思うことを言い合うことと、謝ることの重要性が提示されていたかと。ただ、相手が傷つくかどうかを配慮する視点も必要かと。
響が奏に対して「いつも上から目線なのが嫌」と言い、奏が「ごめん」と謝る場面はよかった。この点においてこれまでの奏の人格形成の方が響よりも深刻な問題を孕んでいると思っていたので。