災害レベル竜・不死身のムカデ長老をサイタマ氏はワンパンで粉砕……スカッとした。
サイタマ氏の「(足りないのは)パワーじゃね?」というアドバイスをジェノス氏が真に受けてはいけないことを理解しているキングw
ムカデ長老に対して命を懸けた戦いを挑まねばならない時点でバングの実力もその程度だと知れるわけで。
この時点のガロウは、倒したA級ヒーロー達にトドメを刺さない点で人間としての良心を残している。本当に怪人化した時、その良心が無くなるんだろうなと。子供の頃のヒーローごっこでイジメに遭い、大人からも虐げられたことが彼の深い心の傷になっている。クラスの人気者が常にヒーロー役を演じ、立場の低いガロウは常に怪人役。この構図は現実の子供の世界にもあった。僕も小さい頃、脇キャラの役しかできなかった。そして、ガロウは弱者の一撃を絶対的正義を振りかざすヒーローと同調圧力的な社会に食らわせたいと望むようになったと。そこまでは反骨精神として筋が通っているようにも思うけど、ヒーロー狩りと怪人になることはイコールではないはず。怪人協会はガロウを真に怪人側に引き込もうとしているけれど、ガロウが真に怪人化するのか、あるいはヒーロー狩りとしての人の精神を維持したまま独立できるのかは、ヒールとしての分岐点になると思う。
怪人協会側の話もまだまだあるし、アトミック侍とか他のS級上位ヒーローの奮闘もまだまだあるので、ガロウ編は少なくとももう1クール必要だよねやっぱ。一気に2クールやってほしいぐらいだけど、作画レベルにやや難があったので、3期は1期と同じ制作陣でやってほしい……。