シリーズ屈指のハイテンションな1話だったかと。
ダンベルからの陽キャ演技に定評のあるファイルーズあいさんがハマりにハマってた。
まなつをプリキュアへと誘うのはマスコット妖精ではなく人魚のローラで、バディ物という印象。この1話の展開はスタートゥインクルプリキュアとの類似性(海の国から人魚のローラが人界に訪れる⇔宇宙人ララが地球に訪れる)を見出せるが、スタプリではフワやプルンスといったマスコットキャラがいたのに対し、このトロプリではまだ出現していない。この要素には今後も着目したい。
終始とにかく色彩がトロピカルで素晴らしい。前作でホスピタリティに纏わる倫理や哲学めいた課題設定を想起させられたのに対し、今シリーズではIQを下げて快活さを主軸にしたコンセプトを打ち出してきたという印象。今シリーズの方がメインターゲット層である女児にはダイレクトに内容が伝わるように思った。
シリーズ全般に言えるこどだけど、前作と対比的に設定や進行を打ち出す傾向が見える。
OPの作編曲がEFFY氏だったのは嬉しいサプライズ。
EDもトロピカル感満載でバックトラックの密度が濃く、2Dと3Dの境い目が分からないほど進化したダンスCGと相まってクオリティの高さを感じた。