狼と人間。 二つの姿と、二つの人格を持っていた一つの命。
お互いを思い合っていたという点では、とても良い話だった。 ただ、その結末として「人間になる」ことを選んだ場合、 もう一方はどうなってしまうのか―― そこがどうしても気になってしまった。
選ばれなかった側は消えてしまうのか、 それとも内側に残り続けるのか。 明確に描かれなかった分、余韻として引っかかる部分でもある。
綺麗な話で終わってはいるけれど、 同時に少しだけ割り切れない感情も残るエピソードだった。
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