鷹峰さん、プライドが高いというか……
やっぱり相当な負けず嫌いだなぁ。
それにしても、お湯風船はさすがにコメディが過ぎるだろ(笑)。
一瞬で空気が持っていかれた。
お祭りの見回りを「やり直し」で、しかも全域見回ることになる展開。
最初は「そこまでやる必要ある?」と思ったけれど、
見ていくうちに、鷹峰さんの狙いは別にあったんじゃないかと感じた。
目的は見回りそのものじゃない。
主人公と同じ時間を過ごすこと。
見回り以上、デート未満の距離感の中で、
欲しい言葉や、安心できる感情を確かめたかったのかもしれない。
小学生の頃、一緒に世話していた野良猫のクロのことを思い出せたのは偉い。
あの記憶がちゃんと残っているの、良いな。
そしてまさか、高嶺さんの方から告白していたとは。
これは意外だった。
返事を言えないまま、今に至っているというのもまた切ない。
ようやく、ずっと気になっていたことが聞けた……!
それにしても、
課題の進捗をあえて遅らせていたのが確信犯だったとは。
本当に雷が苦手なんだなあ、と妙に納得してしまった。
ハチミツ先生、笑。
ミツバチではなく、
“三つ星”の師匠に弟子入りしたクノン。
40層の壁も、これは楽々超えてしまうのだろうか。
続きが楽しみ。
日々消費されていく下着を補充するためにランジェリーショップへ行き、
主人公に下着を選ばせる――そんな展開があった。
最初は、
羞恥を煽るためなのか、
彼の好みを知りたいだけなのか、
それとも“恋人っぽい関係”を演出したかったのか、
そんな風に考えていた。
でも、違った。
いろんな色の下着を身に着けた鷹峰さんを想像しながら選ぶ蒼。
理由を語る主人公。
それを聞いた鷹峰さんが選んだのは――
「付けない」。
付ければ能力が使えなくなる、と彼女は言った。
それはつまり、
使いたくても使えないという選択。
使えば消えてしまうから、使わないという選択。
⸻
下着を選ばせた理由は、
彼の性的嗜好を試すためでも、
からかうためでもなかった。
「彼なら、自分をどう見ているかで選んでくれる」
そう信じていたから。
本当は完璧ではない自分を、唯一知っている存在。
その彼に、自分がどう映っているのかを知りたかった。
そして、理由も聞けた。
単純な場面じゃなかった。
思っていたより、ずっと深い。
⸻
具合を悪くした主人公を送り届け、
冗談めかしながらも献身的に看病してくれる鷹峰さん。
それに対して主人公が口にした、
「飴と鞭の、飴ですか?」
という言葉。
明らかに行き過ぎた看病に気づけない、
その鈍さゆえの一言だ。
でも、きっとだからこそ、
鷹峰さんは彼を選んだのだろう。
⸻
拾った時の回想で、
牛乳を差し出していた主人公。
そこでようやく、過去の繋がりが少し見えてきた。
帰宅すると寄ってくる飼い猫のクロ。
クロに向けて呟いたあのセリフ。
……もどかしいね。
戦場ヶ原したぎ、だなこれは。
すまん、ひたぎ。許して。
誘惑に対して
「そういうのは付き合ってから」
という話題にも、それとなく反応していたように見えた。
「バカみたいに真面目な人」という評価も、
冗談や皮肉というより、本気でそう思っていそうだ。
……となると、やっぱり元々、
主人公を狙っていたんだろうか。
一番であり、完璧であることはあくまで前提。
そのうえで、一切妥協しないのが鷹峰さん、というわけか。
主人公が順応していく流れは、やや都合よく感じる部分もあるけれど、
それでもやっぱり、二人の過去の関係が気になってしまう。
「他の人には見られたくなかったと思ってくれていたのなら嬉しい」
というセリフも、本心だと言い切っていたな。
設定はかなりはちゃめちゃだけど、
彼女と主人公の、昔からのつながりがどうにも気になる。
そこが見えてくるまでは、
もう少し追いかけてみようと思う。
OADという枠の中で、指定なしの限界をかなり攻めた作品だったと思う。
終始、「鬼畜」「ゲス」「露骨なエロ」に踏み込むことなく、
あくまで“仕方ないエロ”の範疇に留まり続けていたのは、ある意味すごいバランス感覚だ。
決められた枠の中には多少の窮屈さも感じたが、
それを壊すことも、組み替えることもせず、
最後まで守り切った点は素直に評価したい。
テレビ版との違いも興味深い。
謎の光の有無に頼らず、構図や演出、展開の攻め方だけで差別化しているのが印象的だった。
ただ刺激を強めるのではなく、
「どう見せるか」にこだわったOADだったと感じる。
なんということでしょう!(以降、例のBGMが脳内再生)
家を村人や兵士の分まで一気に建て、水も引き込み、
貯水設備を整えて防壁は強化、さらにバリスタまで設置。
鉄やミスリルといった鉱石まで手に入って――
さすがに、いきなりトントン拍子すぎない?と思うくらいの進み具合だった。
そして、満を持しての魔物襲来。
築き上げた城塞都市が、ここで試されるわけか。
次回が楽しみだ。
南の勇者が戦った相手――
魔王の腹心・全知のシュラハド。
南の勇者は
未来を見通し、その都度“最善手”を選び続ける存在。
一方のシュラハドは
千年先まで含めた“世界線”そのものを把握する存在。
これはもう単なる戦闘ではない。
未来そのものの殴り合いだ。
一手一手が、「その後の歴史」にまで影響するレベルの選択だった。
なぜ“相打ち”だったのか
ここが一番重要だと思う。
シュラハドには
・勝つ未来
・負ける未来
・相打ちの未来
すべてが見えていたはずだ。
それでも奴が選んだのは、
南の勇者と刺し違える未来。
負ける未来は論外。
では勝つ未来はどうか。
互いに未来を読む力を持つ以上、
“最善手を選び続ける”南の勇者に、
最終的に押し切られる可能性が高い。
だからこそ残るのは、相打ち。
未来を確定させ、これ以上の最悪を防ぐ選択。
では南の勇者はどうだったのか。
彼もまた、負ける未来は捨てている。
勝つ未来についても見えていたはずだ。
だが同時に、相手が相打ちを狙ってくることも分かっていた。
そして、もう一つ見えていた未来がある。
――ヒンメルたちが魔王を倒す未来。
そこに自分の姿はなかった。
つまり、自分の役目はそこにはない。
もし自分が介入すれば、
ヒンメルたちの魔王討伐ルートは不確定になる。
だから南の勇者は、
フリーレンに秘密を託し、言葉を残し、
世界にとって最善で、未来を閉じない選択をした。
次の時代を生かすための、唯一の手だったのだと思う。
南の勇者の秘密を知るフリーレン。
約束どおり、その秘密も、交わした約束も、きちんと守っていた。
次回予告で会話していたから、
てっきり再会できるのかと思ったけれど、回想だったのか~と一瞬肩透かし。
……まあ、ヒンメルよりずっと年上なんだから、生きているわけないよね。笑
生きてるのはフリーレンのおばあちゃ……
あ、いや、なんでもないです。
あのね!珍しい魔導書手に入れたから許し――
「ゾルトラーク」
薬師を排除したうえで、治癒魔法による治療で支配する――
構図としては分かるのだけれど、
「魔法では助からない状態があり、薬なら治る」という情報が
一般に知られているはずなのに、
なぜそれがそのまま通ってしまっているのかが少し引っかかった。
説明を入れる余地はあったはずなのに、
そこが語られないまま進んでしまったのが不思議で、
視聴後にモヤモヤが残る。
――――
一方で、カオナシオーガ戦では思いのほか苦戦。
これまで致命的なピンチがなかったのは、
勇者パーティに守られていたから、ということなのだろうか。
それでも、順応の速さは相変わらずで、
あっという間に力を使いこなしているのは流石だと感じた。
物語の進行自体はゆっくりなのに、
キャラクターの適応が早すぎるせいか、
全体のテンポが少し不安定に感じられる回だった。
おお、これは始まりを感じる。
3年という期限の中で、この少年を弟子として育て上げ、
立派な魔法使いにしなければならない。
あれだけの黒魔女の試練(テスト?)を乗り越えさせるとなると、
相当大変そうだ。
……というか、どんな試練を与えるつもりなんだろう?
下手に刺激を与えたら逆効果になりそうだし、
まずは少年が目を覚ましてからじゃないと、先がまったく読めない。
いろんな角度からマスター登録させられそうになって、
結局ギリギリで今回もダメ、という展開なのかな?
それとも、ここから先へ進むんだろうか。
屋内では羞恥機能が発動するのに、
屋外では普通に機能しない(葉っぱで解決)あたり、
そこまで含めての仕様なのか、
それとも完全にギャグなのか判断に迷う。
そもそも1話のラストも、
結局何が起きたのかよく分からないままだし、
こういうタイプの作品は初めてなので、先がまったく読めない。
……なるほど。
これが「考えるな。感じろ」というやつか!
あちらの神が、なぜ優希を欲しがるのかが気になる。
他の組長たちまで彼を欲しがるのを見るに、
評価されているのは優希自身の力というより、
「貸し出し可能」であること――
つまり“従わせやすさ”や“適応性”の高さなのかもしれない。
優希は命令を疑わず実行し、
他人の期待に応えようとする節がある。
力の器としては都合が良く、
正直なところ、扱いやす過ぎるとも感じる。
その性質は、
姉があちら側へ行った理由とも
何か関係があるのでは……と考えてしまった。
ところで、
白い鎖みたいなものが邪魔で画面がよく見えないんだけど、
もしかしてディスプレイ汚れてる?
この前掃除したばかりなのに……(ゴシゴシ)
総組長の強さがレベチすぎて、素直にスカッとした。
パソコンに柴犬のステッカーを貼っている恐らく犬派の総組長。
「お手」と言われて、迷いなくお手をする主人公。
思わずいつかの姉の姿を重ねてしまったようだ。
……京香は気分良くなかっただろうな。
一期は物語としての「一区切り」であると同時に、
トルフィンという人間の“生死”を描いた物語だった。
アシェラッドは、仇として死んだのではない。
戦士として、王の側近として、
そして父の血を引く者として――
すべてを背負ったまま、自分で幕を引いた。
トルフィンは、クヌートを殺す気はなかった。
あれは殺意ではない。
行き場を失った衝動だった。
首を狙わなかったこと、
刃の軌道、
振り下ろす瞬間の目。
どれもが「殺す」ではなく、
「止めてくれ」「奪わないでくれ」と叫んでいた。
だがアシェラッドは、もう分かっていた。
トルフィンが
・復讐のためだけに生きてきたこと
・それ以外の生き方を一度も考えてこなかったこと
・自分が死ねば、彼は空っぽになること
だからこそ、
あの言葉を“最期”に置いた。
――ずっと、先へ。
トールズの行った世界の、その先へ。
あれは命令ではない。
救いでもない。
「俺はもう、お前の人生の中心にいてはいけない」
という、手放しの言葉だった。
トルフィンが叫ぶ
「勝手に死ぬな」
それは怒りではない。
依存が断ち切られた悲鳴だ。
生きる理由を
誰か一人に預けてしまった人間が、
その人を失った瞬間に出る声。
だからトルフィンは、
あの場で“戦士としては”何もできなかった。
剣を振る理由も、
向ける相手も、
生きる目的も――
すべてが同時に消えたからだ。
ここで一期が終わるのは、物語として正しい。
なぜなら、
復讐の物語は、ここで完全に終わったから。
24話は、物語としての「一区切り」であると同時に、
トルフィンという人間の“死”を描いた回だった。
アシェラッドは、仇として死んだのではない。
戦士として、王の側近として、
そして父の血を引く者として――
すべてを背負ったまま、自分で幕を引いた。
トルフィンは、クヌートを殺す気はなかった。
あれは殺意ではない。
行き場を失った衝動だった。
首を狙わなかったこと、
刃の軌道、
振り下ろす瞬間の目。
どれもが「殺す」ではなく、
「止めてくれ」「奪わないでくれ」と叫んでいた。
だがアシェラッドは、もう分かっていた。
トルフィンが
・復讐のためだけに生きてきたこと
・それ以外の生き方を一度も考えてこなかったこと
・自分が死ねば、彼は空っぽになること
だからこそ、
あの言葉を“最期”に置いた。
――ずっと、先へ。
トールズの行った世界の、その先へ。
あれは命令ではない。
救いでもない。
「俺はもう、お前の人生の中心にいてはいけない」
という、手放しの言葉だった。
トルフィンが叫ぶ
「勝手に死ぬな」
それは怒りではない。
依存が断ち切られた悲鳴だ。
生きる理由を
誰か一人に預けてしまった人間が、
その人を失った瞬間に出る声。
だからトルフィンは、
あの場で“戦士としては”何もできなかった。
剣を振る理由も、
向ける相手も、
生きる目的も――
すべてが同時に消えたからだ。
ここで一期が終わるのは、物語として正しい。
なぜなら、
復讐の物語は、ここで完全に終わったから。
トルフィンは、なぜアシェラッドに勝てないのか。
今回、アシェラッドは初めて自分の過去を語った。
トルフィンの復讐は、
父の死を悼むためのものではない。
生きる理由を保つための“支柱”になってしまっている。
それを他人が壊してしまえば、
彼は空っぽになるだけで、前に進めない。
だからアシェラッドは、
わざと挑発し、
わざと逃げ、
わざと勝ち続ける。
そうやって何年も、
「それでもお前は剣を振るのか?」
という問いを突きつけ続けてきた。
今回、なぜ今になって過去を語ったのか。
ここが一番重要だと思う。
それは同情させるためでも、
理解してほしいからでもない。
トルフィンに“鏡”を見せるためだ。
自分もまた、
家族を奪われ、
憎しみに縛られ、
復讐のために生き、
その果てに今の自分になった。
その「到達点」を、言葉として示した。
――これが、復讐の先にある人間だ。
それでも、お前は俺になりたいか?
答えは、まだトルフィンには出せない。
だから勝てない。
剣の腕の問題じゃない。
人生の重さで、負けている。
ビョルンは、最初から最後まで一貫して
「戦士として死に、ヴァルハラへ行く」
それだけを信じて生きてきた男だった。
「ただ、友達になりたかったんだよ」
この言葉は、
戦士としての理想とは真逆の、
人間としての本音だった。
そして、それに対して――
遅すぎたけれど、アシェラッドは確かに返した。
「お前は俺の、たった一人の友達だ」
この瞬間、
ビョルンは初めて
“戦士”ではなく
“人間として”救われたのだと思う。
最期の言葉は「送ってくれ……」と聞こえた。
正確な言葉は分からない。
それは喜びでも、叫びでもなく、
・安堵
・確認
・納得
そのすべてが混ざった、
とても静かな言葉だった。
「友として認められたこと」
「戦士として死ぬこと」
その二つが、
ようやく同時に叶った瞬間だったのは、
間違いない。