かつてのマスターであり夏生の母である詩菜とアトリの過去話、渡り鳥を元に「アトリ」という名前を与えたり共に楽しく過ごした日々があって今のアトリが形成されたというのが微笑ましかった。そこからいじめにあっていた詩菜を守るために手を出して、バケモノと呼ばれてしまうという感情のジェットコースターぶりが凄かった。良き関係も崩壊するのは一瞬というのが切ない
詩菜→アトリ、アトリ→夏生、そして夏生からアトリへと繋がれた「大丈夫だよ」という言葉が受け継がれていくという描写もよかった、記憶は消去されてもアトリが過ごした事実というものは決して無くなる事はないのであると