やはり…というかそうじゃないと困るけど、冬月の記憶喪失はかけるを自分から引き離すための演技だった。
あの告白動画は届いてたんだね。嬉しいけど、自分とは幸せになっちゃいけないと言わんばかりにスマホをぶん投げて繋がる手段を放棄する冬月は見ててツラい。
それでも見えない糸を掴んで離さなかったのはかける。諦めないでよかったな。
約束の花火は大勢の人が見上げる打ち上げ花火ではなく、ふたりだけが見つめる線香花火になってしまった。定番のどっちが先に落ちるか勝負で優しい嘘をつくかけるよ…。ゆらゆらと儚く揺れる花火が冬月の命を表しているようで…。冬月の夢、栞の続きをふたりで描くのが素敵で、希望があるなら頑張って生きようと線香花火がひとつになる演出が実質プロポーズで効果的だった。
ただ現実は残酷で…冬月は闘病の末に…。
あぁ、なんて悲しい最期なんだ。
……と思ったのも束の間、何十年後かのかけるが登場。そしてその横には冬月によく似た女の子が。
ってオイ!!!!あの展開で45歳まで生きて娘まで産まれたのかよ!!!奇跡すぎるだろ………。
で今度はかけるが癌でピンチと。弱音吐いてんじゃないよ全く。冬月が遺した音声を再生すると主題歌とともに冬月とかけるが歩んだ人生がダイジェストされた。だいぶ駆け足だけど秦基博パワーでなんとか感動が追いついた。ともあれふたりが描いた夢が一つ一つ実現したのは良かったよ。かけるの妄想じゃないよねこれ?
パンパンに詰め込まれた最終回で、13話があればまた違ったかもなぁと思いつつも、ふたりが同じ道を歩むことができて良かったなぁって。