頭の痛くなる最終回だった。
話の筋は理解できても、何がしたいのかを理解できない。
アドミニは急に冷静さを欠くまでの流れが少々強引。その後の幕引きもええ…という内容。
ユージオとの最後の別れこそ良かったものの完全スルーのアリス、と。
うーん…納得できないな。
絶対にあり得ないとは頭で理解しているものの、変な考えを頭によぎらせるサブタイトルの出し方だったね。何度も鳥肌がたった今話だったけど最後が一番だった。
「全ては譜面に書いてある」と「旅立ち」という2つの対極的な考え方。前者は母親・コンクールが求めるもので、後者はかをり・観客が求めるもの。どちらも間違いではない。二人がどちらに進もうとするか、それだけだ。そして決心した以上後戻りはできない。
かをりは「音楽が自由」なんだと、公正の手を引いて彼に伝える。今まで彼が知らなかった「旅」の道標として、そして道に迷ったときの助けとして。
今回も影と陽の使い方がはっきりとしていた。スタート地点へ進むため、そして船から降りようとした公正を再びスタート地点へと立たせるために。
最初は今まで自分が信じた楽譜通りの伴奏をする。だけどそれは自分の演奏ではない。
そんな公正に対してかをりは演奏を止め、自分も背負っているんだと背中で訴えかける。演奏しているのは”私達”なんだと。繰り返される”私達”という言葉は公正を動かす。
こうして二人はスタート地点に立った。完璧な回だと思った。だからこそかをりが倒れたときには思考が停止してしまった。こうなってしまった予想がつかない。面白い。
ずっと笑顔で強そうにしていたかをりの涙に考えさせられるものがあった。
自分の演奏をする。それが他人に届くかどうかという不安と自分が期待に応えられるのかという不安。さらに他人と違うことをやり、伴奏者にも幾度となく愛想をつかされる。この不安が今までずっとかをりに積み重なってきて今回の涙になったのだと思う。
そしてこの涙が公正を影から光へと導くことになる。お前は一人じゃないんだ。みんな立ち向かっていっているんだと訴えかける。
とても良いシーンだった。さらに今までカジュアルとシリアスなシーンが噛み合っていないように感じていた部分が今回は噛み合ったね。公正が一歩踏み出したところで登場することで視聴者ともども前を向ける。
次回が非常に楽しみになる、話が前進した一話だった。
間違いない。圧倒的にこれが今季1。今年1もあり得るぐらいの出来だった。
最高の最終回。いや、最高の一コマだった。これからもこの物語が続いていくと信じてる。
開始1秒で鳥肌が立って、そのままわたてんワールドに吸い込まれていって、いつの間にか号泣してました。これをみんなが一生懸命作ったと考えると泣く以外できないよね。みんなの思いがこもったミュージカルだったし、節々に感じられる意図にも泣かされた。
最高。ここまで丁寧な出来はなかなかお目にかかれない。本当にありがとうございました。またわたてんワールドを見れるのを楽しみにしています。
自分から行動せずに他人から何かを求めようとし過ぎなんだよ。
こう言ってしまえばそれまでなのかも知れない。実際ED前まではそう思っていた。
でも最後のセリフにはそう感じさせない重みがあった。自分は求められるよう生きなければならない。そう束縛されてきたからこその花火なんだろうね。
花火には鎮魂の意味合いがある。一瞬の儚い命と自分を重ねる。非常に重たい設定だ。次週、このまま行くとは思えない。もどかしい気持ちを抑えながら、外野から見守っていこう。
全く納得できないし、作中のキャラのような感情も湧いてこない。
ここ数話にして自分の感情がこのアニメについていけなくなった。
アドミニストレータまで到達してから使用している術は全て後付けのものばかり。最終決戦にしてカーディナル登場までは分かったが、結局彼女の術に頼り、見たことのないような技を使う。今までやってきたことは何だったのか。
これで”倒した”と言えるのか。剣人形だって他の理由付は可能だ。アドミニストレータを無理やり悪役に仕立てて後のことは何も考えない。一体何のために戦っているのか分からなくなってきた。
このまま最終回を迎えるのか。立ち上がったキリトがアドミニストレータに抗うも破れ、今までの”思い”ってやつで力を増して最終的には勝利というのこれまでの流れ。是非裏切っていただきたい。
花ちゃんとおねーさんの仲がどんどん良くなって、それに伴って僕のニヤニヤが止まらなくなって、Cパートではそれが爆発した。
小依と夏音のコンビ好きだわ…
来週は全てを目に焼き付ける。
ヴァイオリンに関する知識は全く無いといっても間違えがない自分のような人間でさえ、かをりの演奏は別格だった。確かにそれは演出の差ではあるんだけど、彼女と他の人では明確な差があった。彼女には「私の音楽、届くかな」と口ずさんではいるものの自分の演奏をしてる印象を受けた。それに対し、主人公含め他の演奏者は会場の雰囲気同様なにかに急き立てられたように、”勝つ”演奏をする。この場面においては前者が華やかに描かれるのは当然のこと。
ヴァイオリンパートは素晴らしい出来だった。
また、一つ一つのキーポイントを演出面含め丁寧に回収していく。そこにはそれに入るまでの雰囲気作りの上手さのおかげもあるのかなと。
だからこそ、どうしてその雰囲気を壊すような茶々入れを毎回してくるのか。雰囲気を柔らかくする必要もないよな…と感じつつ。
花ちゃんのために慣れないお洒落をしていくみやこも、シュークリームでテンションが上がる花ちゃんも、ちょこっとだけ出てくる小依と夏音も、甘えん坊なひなたと乃愛ちゃんもみんな可愛い!!
すごい最終話の雰囲気がした…
小学生は永遠だよ!!!
力関係がごちゃごちゃになってどうなっているのかが分からなくなってきた。
アドミニストレータが作り上げたおもちゃに瞬殺される人間。それをも瞬殺し、天命を授ける力を持つカーディナル。全く先を予想されない展開。
面白くはあるが、やりすぎるとついていけなくなる。
挿入歌が入った瞬間ここで終わんのかよ!と盛大に突っ込みたくなったが、
リムルが何をやってきたかを振り返るうちに涙が止まらなくなった。
彼は平和を築き上げようと努力し、それを達成してきた。だから平和なエンディングでもいいんじゃないかな。
とにかくワクワクさせてくれたアニメだった。面白かった!
(2期発表は次回ですね。分かってますよ。)
圧巻な戦闘描写を経て再び3人に戻った。もう少し引っ張っても良かったような気もしたが。
おっぱいの人が短剣の破壊を命じたのはおそらくそれが彼女にとっての決定打となるから。何かしら弱点はあるんだろう。
鳥肌たちまくりの1話だったよ。面白い。
ラストで冷めたけどね…
こりゃすげえ。全ての行動に意味がある。こちらの疑問を確実に回収してくる。話の深さが段違い。だからこそこの世界に入り込める。
面白い。
親は自分では叶わなくなった夢を子供に押し付け、子供はそれが正しいことなんだと信じて疑わない。それが原因で今の彼があるんだよね。
1話にして良い意味でも悪い意味でも度肝を抜かれる展開だった。流血がすんなり止まったり、小学生の音楽が輝きすぎていたり。でももしかすると後者は彼の目の中の姿だったのかも知れない。色を失った日常に突如として飛び込んできた"鳥”のような存在。それを背景と演出で表している。
ここまでは完全にありがちな展開。しかしそれだからこそ”青春”をどう解釈しこの綺麗な色彩をどう使っていくのかがポイントだね。青春アニメにテンプレなんてないから。
整合騎士アリスもまた一人の少女だったということか。だからこそ人間であるという安心感を得ることを望む。それもまた封じ込まれることを理解した時、彼女はこの世界の過ちを正すことを決意する。そしてあらわれる「system error」
整合騎士を生み出すには相手の心に入り込まなければならない。そのため心の弱さにつけ込み、縛り上げ、締め出し、孤独にする。
ここに来てまさかの立場が逆転…ただ違うことと言えば整合騎士アリスもユージオもシステムエラーを破りアリシゼーションされているということ。それぞれが自らの弱さにどう打ち勝ち、乗り越えていくか非常に楽しみ。