剛腕の清盛と無才な宗盛と。重盛亡き後とうとうタガが外れ争乱の時代が動き出したのだとひしひしと感じます。繊細な長兄維盛にも戦乱の牙が襲いかかり心が蝕まれていく。徳子やびわ、資盛らの子弟はまだ平和の空の下にいるけれど、この日々がいつまで続くかと考えると切なくなりました。
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