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良い

マミさん登場。



とても良い

スカブコーラル謎回収。一万年前に地球にやってきたスカブコーラルは融合する事でしか他者とコミュニケーションが取れない。あらゆるものを融合していくスカブを恐れて人間も地球を出て行き気付けば他者がいなくなりスカブは孤独になった。永い時を経て人間たちが戻ってきた。彼らと仲良くするためにはどうやってコミュニケーション取れば良いか悩むスカブ。サクヤさんやエウレカ爆誕。スカブコーラルは地球を覆っていたのね。

そして最後の戦いへ。



間違っている事が許せない、自分が正しいと思う事ならば世界もそうあるべきだと考えたり、説明しなくても周りは分かるはず、分からないならもういいと思ったり、どこか周りの”世界”に対して甘えている、”自分”と”世界”の境界が曖昧で分離していないようにみえる瑞穂。

赤ちゃんは泣くだけで周りがよしなにしてくれる事を必要とする、”自分”と”世界”が一体でないと生きられない存在ですけど、成長して経験を積むにつれて”世界”は自分の自由にならない存在であり、自ら動かなければ、言葉にしなければ望んだものは手に入らない事を学んでゆく。それが自立していくという事だと思うけれど、「分かってるけど自分じゃどうにもならないの」と言っていたように、瑞穂は成長の過程で何かトラウマを抱え、”自分”と”世界”が分離する事が怖くなって一歩踏み出せずがんじがらめになっていたのかもしれません。

けれど「どうせ僕達に世界は変えられないんだ。だから大丈夫だよ。」という長良の台詞にあるように、追い詰められて自分がめちゃくちゃにしたはずの世界が何にも変わっていないのを目の当たりにして、瑞穂は初めて”自分”と”世界”は別物なんだとはっきり実感出来たのかなと、そう感じました。



3話にてようやく作品のリズムと自分の波長が合ってきた感じがします。性急に面白さや結果を求めるのでなく、沖縄の空と海や琉球語の響きから感じるようにゆったりとおおらかに。

今回くくるの気持ちの強さや余裕のなさがトラブルに繋がってしまったけれど、彼女が館長という誰もやりたがらなかった、17歳の身には重すぎる責任のある仕事を引き受けていること、そのこと自体はとても勇気のある決断で尊敬に値すると思います。

一方で責任ある立場にいる時に自分の限界を認めたり、誰かを信頼して任せることは時に勇気が必要で、今回のような経験を積んでいくことで、そして支えてくれる友達の存在によって、彼女も自分に出来る事と出来ない事を知り、きっと少しずつ肩の力が抜けていくのかなと思います。

気になる点としては、2話の金貸もそうですが今回の破水の件もお話としてかなりベタで先が読めてしまうのは如何にも作ったお話ですという感じがして少々残念な気もします。彼女たちの生活や仕事に根を下ろした物語としてもう少し工夫やリアリティが欲しい気もしますがはたして。



良い


良い


良い


江口寿史さんのキャラデザとベタっとした質感の配色とで画面がとても平面的に見えどこか90年代頃のアニメのようなノスタルジーを感じます。

ラストにEDが流れるまで劇伴無しの効果音のみでひたすら会話劇が続いていくという流れは演劇でも観ているような独特の印象を受けました。

登場人物たちは皆だいぶクセがありますが印象的なのがキャップ。序盤で生徒会長が朝風に忠告していた言葉が予言でもあるかのように、自信なさげだったキャップが拾った力によって次第に増長していき自ら罰を受ける羽目になる流れはなんとも滑稽ですが、人間そんなものだよなと妙に共感も。

希はこの閉塞された世界と生徒たちによる小さな社会に良くも悪くも穴を開けて壊していく役回りを演じそう。何事にも無関心で諦観を漂わせる長良が彼女との出会いでどのように変化していくのか、ボーイミーツガール的な要素も期待させますがどうなるか。

特殊な世界を使って思春期の若者の剥き出しの本性を炙り出し描いていくのが本作の醍醐味になるのかなと想像しますが果たして。常識を超えた世界が舞台なだけに制作者が独創性を自由に発揮出来る一方、ご都合主義に陥らず筋の通った物語として説得力を持たせられるかも注目したいところです。



良い

割と楽しめたw



とても良い

スピンオフとは思えない素晴らしさ。これまで何度も並行世界のループを観てきたからこそ心に沁みる、そして最後に視聴者を優しく物語からそれぞれの現実に送り出すような素敵な結末。



良い


良い


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