今更なのだけど。
2020年春に「新・サクラ大戦」が放映され、ゲキテイのメロディーラインが懐かしくなり、アマプラ経由にDアニメストアで視聴
曲はオタクやってる人間なら誰しもが知っていて、
ワタシがまともにオタクになりだしたのが2005年とかの高校入学くらいなので、
リアタイではゾイドと一緒に土曜夕方に放映されていた記憶があるなぁ、と。
ゲーム版未プレイ、前知識はキャラの名前程度、でみたのですが、
ああ、名作作品群と言われるだけあるなぁ、と。
もし、サクラ大戦のゲーム、TV、OVAの全盛期に自分が生きていたら、
間違いなく神崎すみれ激推しだろうな、と。
推しなんて言葉、当時はあったのだろうか。
ザ・日常
シリアスも朝食のシリアルのような軽いもので、
感情に訴えかける涙ダバダバの展開もなく。
潤っちゃう猫さん。かわいいなぁ。
猫ってなんだろう、と概念的な説明もなかったけど、そんなンどうでもいいんや。
可愛いからいいんや。
プロモーションアニメ?とか思ってたけど、
他の色々を知らなくても思いの外楽しめたわけで。
同時期に放映となっていた推し武道しかり、アイドルアニメが乱立する今、
これだけの質量を伴ってアニメ化されたのはなかなかなのでは、と。
正直、リアルワールドのアイドルに疎いので、どれほど、ナナニジがキテるのかわからんが。
ユーチューブでナナニジって検索してもいいかな、って思えるくらいには、このオタクは思っているわけで。
他の作品とハイエナ回がかぶったのは笑ったわけで。
動物、というアイデンティティが確立されたキャラクターをもとにストーリーができ、というのはケモノモノの常套手段かもしれない。
それでもランカちゃんのアホ犬っぽさは可愛いし、猫の猫たる感じも可愛かったわけで。
ランカちゃんの子、あそびあそばせの子か・・・・・
空挺と聞いて、習志野を思い浮かべたのはワタシだけではないはず。
むしろ、タイトルからしてそっちの話なのでは、と思っていた。
前情報を入れない自分だからこそ、「見るアニメまちがえた?」ってなってしまったのはここだけの話。
捕る、食う、という狩人というか、生き物に対しての尊敬があり、それが教え・宗教のような形としても描かれていて。
そういう民俗的な話も好きなのでいい作品だったなぁ、と。
とっっっっっっっっても良かった。
CHAMJAMの可愛さよ。
リアルだったらワタシは間違いなくゆめ痢ガチ恋で、まきゆめ全力肯定なんだろうなぁと。
愛すべきオタク、というのを割とこの作品をツイッターで語るときにワタシが使うワードにしている。
アイドルヲタではないものの、推す、という気持ちは強くわかるわけで。
それだけでない。
アイドルから見たオタクに対しての想い、マイナーだからこそ、距離感が近く、会いに行けるアイドルを想うオタクの思い。
アイドル同士、同じチーム内、他のチームとのといった、井の中の蛙ではない彼女たちを、それが見れるからこそ、強くこの作品に対して思い入れてしまう。
先日、サントラも購入したのだけど、比較的テンポの遅い、それでも前向きな楽曲が揃っていて。
単体で楽曲を聴いていてもーそれがどのシーンで使われたのか覚えているほどのオタクではないがー推し武道という作品の良さを思い出してしまった。
まぁ、ファッションとは常日頃、全く縁のない世界で生きているワタシですよ。
ちゆきの小さいけれど頑張れるサクセスストーリー、じゃないわけで。
コンプレックスと事情を抱えて、それでも邁進していく彼らの姿は画面越しで眩しくて。
基本的に、毎クールのアニメはよほど原作に触れていない限り、前情報は入れずに鑑賞している。
本作も同様で、「なんだこれは?」というのが本当に初見の印象であった。
映像を作る、ということではSHIROBAKOが先遣隊としていたが、こちらは高校の映像研究部、というテイ。
端的に言えば、ワクワクする、というのがこの作品の完走であり。
しかしながら、我慢できずにコミックスを買ってしまった自分からすると後半は大変だったなぁ、という感想にもなってしまう。
そして何より、あの書き込みの量のコミックスをよくもまぁ映像化したもんだと。
映像研には手を出すな、というかNHKへようこそじゃないか。(これが言いたかっただけ
きらら作品だし、天文とか地学とか、地図って、そもそもワタシが個人的に好きな内容なんですよ。
それが、きらら作品で、これほど丁寧に描かれて、どのキャラクターもひたむきにまだ見えない未来とか、宇宙の先を見ているようで・・・
ワタシの心臓の琴線に触れないわけがなく。
サントラを購入して、使われている楽器の少なさに驚き、それでもやはり聞き覚えのある楽曲がいて、
アニメのサントラの面白さを再発見させられた気もしている本作品。
コミックスの原作ストックが少ない状況でよくアニメ化してくれたなぁ、というのが本音でもあり、
原作ともに今後にも期待してしまう。
前半1,2話くらいのペースで、いろいろな話を解決していくのか、と思いきや。
本を読んでいるようなアニメ、というのは褒め言葉でもあり、その逆でもあり。
最後の最後にイチャイチャのために1クールがあったと考えると、それはそれでもはや笑えてすらくるわけで。
この作品にかんしては言わずもがな。
未だにキャンプ道具一式を揃えてない自分に、「なにやってんの?」とセルフツッコミが入るくらい、
ゆるキャンという作品は好きなわけで。
関東在住な自分からすれば、知っている景色が出てきて。本当に、「ゆるい」空気と登場人物の人間関係とに、没頭とまではいかなくても、その世界観は非常に居心地がよく。
キャラが可愛く、それだけで十分すわよ
「はうっ!」ってのは2000年代初頭のノリじゃん、というのはおいておいて。
それよりもOP,EDの楽曲がどちらも好きだなぁ、という。
あいにゃってのは差し置いて、疾走感のあるEDはよかったねぇ。