◆ 季節『ネオ・ヴェネツィアの秋』
…オレンジプラネットがメインの話であっても、他キャラクターとの関わりを絶やさない・それぞれの道を描くことは重要でした。確かにAVVENIREを振り返ると、ARIA COMPANYだけの「過去と未来」を描いたように見えますが、それは3組の3人たちが築いた、でっかい歴史だったことを思い出します。大好きな人のために。
秋の風景画として: オレンジ色の屋根、街路樹の紅葉、水路に落ちた葉っぱ。「いまここ」と俯瞰した風景についての言及は、少し照れたアレッタから。エンディング「振り返らないと気づけない素敵」「いまこの瞬間の素敵」。
◆ キャラクター原画について
私たちはこれについて話す必要があるが、第1部作からの5年という時間経過を『作品上の成長・月日の流れ』と認識するか、また『これまでのアニメ作画を原作に寄せた』と捉えるのかはこのARIA という作品にとって重要です。
⇄ アテナとアリスの出会いの回想シーンは、在りし日を思い出させるような描き方でした。成長したPresident Maa と一人で頑張りすぎてしまうアリス。これは意図されたものでしたか? 素晴らしい描写です。
→ クリスマスの魔女。諭された「大人はつまらない」のシーンは少し大人びているように感じています(彼女の表情と髪型、衣装は少女のように演出されるが、「自由自在で魔法のような大人の世界」を答えとした)
→ 「あの頃も良かった」という言葉の重み。これは明らかに高次的な意味を含むセリフです。
◆ 適度なコメディシーン
オムライスにケチャプなしっ!?(伝統的なSDキャラ 🍅
だめマルでお風呂ぶくぶく(伝統的なSDキャラ 🛁
祝★メガMAX盛 完食(ベネツィアラー麺 ドゥカーレ 🍜
10周年記念 10人前 完食(ピザ屋さん 🍕
靴下に炭チョコでアテナ焦る(ost『魔女』 🎄
「猫の手も借りたい」(アリア社長のおみ足 🫴
「泣き虫セレナーデ禁止ー!」(藍華 💢
◆ キャラクター
前回は気にする暇もなかったことですが、私はあずさ・B・マクラーレンの泣きぼくろに真剣です。支店長との関係性は、騒がしくも人間味のある師弟関係で (晃と藍華を思わせるような)、姫屋の印象としての『バラの花』は彼女たちの情熱と刺激的な美を的確に演出しています…。レデントーレフェアで彼女は文字通り「看板娘」になっていた。benedizione を楽しみにしましょう。
◆ シャボンの国のお姫様 🫧🕯️
これこそがこのアニメをただの「日常系」と断定できない素晴らしい理由の一つです。演出される “小さな不思議” と美しい背景のコンボ。この演出に入る前に、周囲の暗闇を線画で描くことが明るいシーンとのコントラストになっていました。
◆ アテナ先輩が教えてくれたこと
『笑顔は返ってくる』
『私とあなたはどこか似ている』
(いびつな2人という共通点は彼女たちが自覚している弱点ですが、アテナからは「急ぎすぎる必要はないこと」が指摘されます。ここでいう「ゆっくり」は、彼女たちの歩行スピード・スタート時間に喩えられています。心情的にこの比喩を細分化すると、彼女のマイペースさから「一つの感情に心を支配させない」「失敗を反芻させすぎない」という指摘があるように感じました。また、時の流れの早さを憂う彼女。軌跡と共感、成長すること)
『自分の歌を好きになる』
優しさと不器用さを超えた厳しい助言。神への祈り。
「その 大好きなあなたの笑顔に…」🐾
◇ bgm選曲!
▫『あこがれ~Winter Promenade Pianoforte』
サプライズパーティーの計画、アリスの悩み(灯里)
▫『追憶のドルチェ~Canal Cafe Pianoforte~』
シャボンの国のbgm, 『天気雨』があるピアノ
▫『祝祭の幕が開く』
お祭りの日 口笛のハミングには『アリアとおさんぽ』があるピアノ。低く抑えられた素晴らしいアウトロ
▫『たゆたう色彩~La Strada per Bosa~』🏆️
美しすぎる“歪さ”の波形