ちゃんと見たいものを見せてくれて今回も素晴らしかった。もっと先になるかと思ってたら結構早くアーリャさんと政近くんの出会いのエピソードを見れた。政近くんは不真面目っぽい軽い感じではあるけど、意外とちゃんと物事を考えてたり、周りに目を向けてたり、そして自分ができる最善の手段を取る。アーリャさんは周りと自分の熱量の違いに悩み、他人に期待しないようになっていたけど、政近くんは周りを動かすためにまず自分ができることをする。そういうことをサラッと出来る所は好感持てるし、アーリャさんが惚れるのも分かる。後夜祭で男子生徒のダンスの誘いからアーリャさんを連れ出す場面は、王道ラブコメって感じだったし絵も綺麗で特に良かった。主人公がヒロインの手を引く、この構図はいつ見ても素晴らしい。アーリャさんと政近くんの出会いと交流の描き方、そこから現在軸に戻しての展開と伏線の張り方、全てにおいて完璧な1話だった。