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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

 1クール目と合わせて、細部まで作り込まれた設定とそれを基に展開されるファンタジー、オスカーとティナ―シャの関係の深まりがとても面白い作品だった。
 1クール目でオスカーとティナ―シャの出会い、徐々に関係を深め、そして結婚するに至る、それまでを1クールかけて丁寧に描いた上で12話でオスカーが過去に戻ることで全てを一旦なかったことにするという展開にはかなり驚かされたから、2クール目がどうなっていくんだろうとすごくドキドキしていた。オスカーもティナ―シャも、そして2人を含めた登場人物の大半が1クール目とは別人ということになっていたけど、2クール目でもしっかりと2人の関係性の変化や深まりを描写し、夫婦になるまでを丁寧に描いていた。オスカーの側からアプローチをしていた1クール目と違い、ティナ―シャの側からアプローチしていくのも新鮮だった。1クール目で描写された世界は失われてしまったけど、その世界があったからこそ2クール目の2人の絆の形成に繋がっていたんだと思う。
 1クール目ではわずかな登場だったヴァルトの本格登場や、明かされていく世界やエルテリアの秘密など、これまでの謎が徐々に明かされていく展開もすごくワクワクした。
 2クール目は戦闘シーンのレベルも全体的に1クール目に比べて跳ね上がっていて、オスカーの戦闘シーンもティナ―シャの戦闘シーンもすごく迫力があった。
 オスカーとティナ―シャが最終的にどうなるかってのがすごく気になって、時には1クール目最終回のような衝撃的な展開もあってハラハラしたけど、最終的には2人が幸せな結末を迎えることができてすごく良かった。壮大な物語の中で描かれた2人の絆の強さに感動できる作品だった。



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