就活で焦っている安曇野りせ(CV:原菜乃華)が VR/MRワールドでアリス(CV:マイカ ピュ)と旅するうちに、自分が好きだったものを思い出していくストーリー。
メインキャストの2人は女優、子役メインの方々だけれど問題なく。原菜乃華はすずめの戸締まりで主演でもあったし。映像はPAらしく端正な感じでした。背景美術も柔らかな感じで作品に合っていました。ただチェスのマス目に乗って空中で回転するシーンは画面酔いがちょっとツラかった。
監督はベテランの篠原俊哉。近年はP.A.WORKS作品の監督が多く、凪のあすから、白い砂のアクアトープなどを手掛ける。職人という感じで、自分の味を出す監督ではない印象です。脚本は柿原優子で原作有作品を手掛けることが多い印象。オリジナル作品の脚本は、好きでも嫌いなあまのじゃくなど。
ルイス・キャロルの原作は古典な訳で、作品はオリジナル脚本。ただキャラクターやシーンなどに原作のモチーフがあっても、あまり大きな冒険はできなかった印象。主人公の心情の変化を描く作品なのかもしれないですが、脚本に大きい山場が無いので、映画全体として単調な印象でした。
不思議の国に入って直後、知ってる~からアリスに大きくなる方法を教える辺りは楽しかったが。