ヴァイオレットの過去回。物語上必要な話ではあるが、予想した通り、ヴァイオレットが戦場に送られた必要性が、作者が物語を作る上で必要であった以上の理由がないことが残念。
男ばかりの軍隊に女一人でかつただの左官である少佐の私兵として同行を許すどころかそれを命令として出す軍隊ってどうなの?というリアリティの無さはちょっといただけない。
もしそれが必要であるなら、もっと視聴者が納得の行く理由をつけてもらいたい。ガンスリンガーガールは明らかに作者が少女に銃を持たせたいために書いた物語だと思うが、
一応少女でないとダメな理由は物語上説明されていた。これにもその程度の説明は欲しい。
もしかしたら後で語られるのかもしれないが。
話は、少佐とヴァイレットの出会いと過去、1回めのブローチのシーンにつながる回という事で構成としてはとても良かったと思う。設定の甘さをマイナス要素として普通と評価した。