ジャンプコミックス、18〜19巻収録分。
19巻の表紙裏コメントは稲田先生。週間連載の多忙さの為にドライブにもなかなか出られない旨。
北の勇者ノヴァのダイへの対抗心は異常なレベルだったけど、勇者として「ダイより優れている」という自負がどのような成功体験に由来しているかに興味がある。ここまで魔王軍の軍団長はすべてダイに倒されてて、軍団長に匹敵するような強敵がそうそう居るとも思えない。
ノヴァには仲間がおらず、それは人望のなさからである様に思える。(似た指摘は、前回マァムがしている)精神論が指導の根底にあった、アバンという人格者を師とするダイとは対照的。
この場では謙虚さのないノヴァ(とヒム)が、精神性の低い未熟者として描かれている様に思う。
そのノヴァの勇み足から、メドローアの弱点を説明する回想への流れは面白い。
マトリフ師匠が言ったマホカンタと同じ効果を持った伝説の武具とは、「さざなみのつえ」とか「てんくうのたて」とか?ドラクエ3ではそれなりにレベリングもしたつもりだけど、さざなみのつえは結局ひとつも手に入れられなかったことを思い出した。これは余談。
女王アルビナス、田村ゆかりさんは期待通りの好演だった。
出番を増やしてほしいので、オリジナルエピソードでの活躍にも期待。