幸運にも予定を合わせることが出来たので、初日を観てきた。
初回なので、ネタバレのない内容で。あと1〜2回ぐらい行きたいけど。
「今までで、いちばん残念な新人たち」たちの成長は当然描かれている。TVシリーズだと「お当番回」でメインキャラ5人を掘り下げることが出来るけど、その様な機会はない。
ところが、お当番回的な尺が与えられなかったキャラも「成長した」と一目で分かる描写になってる。各キャラの課題の設定が、映画向きで上手いということなのだと思う。
これに限らず、説明されるまでもない、想像で十分カバーできる重要な事柄への説明が効果的に省かれている。こうした上手さというかバランスのよさはさすが吉田玲子さんで、「説明不足で物足りない」と感じた箇所がなかった満足につながっていそう。
「観た方の想像にお任せします」は要所で適切に使うから良いのであって、大切な事柄がほとんど説明されない言い訳として言ってはいけない。などと、ちょっと脱線したまま今回は一旦締めておく。