以前、風花の「手伝う」というマインドを問題にしたことがあったけど、まさにこの点。
自分自身の動機からくくるを支えられる程に、彼女は成長していた。頼もしく感じる。
風花は「たとえ夢をなくしたとしても、未来がなくなるわけじゃない。生き物たちの未来を守らないと」とも言った。ここで言う未来とは直接的には生き物の未来を指しているけど、夢をなくしたあとに新しい未来を見つけた自分のことも言っており、それが説得力につながっている。
また同時に、くくるの未来をも指している。両親を感じられるこの場所を守ることはくくるの夢だったかも知れないが、一方で生き物にとっての最善の選択では既になくなっていた。くくるは未来を選んでいかなければいけない。
くくるが閉館を受け入れ、たとえこのあと風呂敷を畳む流れであっても、おかしくはない。
とはいえ、風花は芸能界にはもう全く未練がないのだろうか?