本日の夜実況は、キュアマシェリ生誕祭として。
えみるの当番回というとプリキュアになる前、9話とか15話とかを選んでしまいがちだけど、今年はあえて変身回を選んでみた。
まずは新キュアのキャラデザがすばらしい。自分が好きなのは、特にマシェリの方のデザインだけど。
えみるはルールーに「わたしの曲に詞を書いてくれませんか」と頼んだが、その曲とは、変身後に歌ったふたりの友情の曲「大好き∞無限POWER」のことだと思われる。えみるが最初にイメージしていたような、アゲアゲノリノリな良曲だ。
「良い」評価は、これらの要素に対して。
プリハートがふたつに分裂する前代未聞のご都合主義展開に、どうしても目が行ってしまう。
プリキュア達が初変身の直前に言っていた「心があふれる!」という台詞がそれぞれ好きだけど、このシーンでそれが言われたことで、せっかくの台詞が台無しになってしまっている。
42話や48話で「プリキュアになる為にプリハートは特に必要ない」ことがわかってしまうこともあり、また、物語の最後まで一切説明されない女神マザーがこの場面に登場してしまう為に、ラストを知った上で振り返ると茶番感この上ないイベントだ。
これ以降、「ふたりでひとり」的な描かれ方がされることが多いえみルーであるが。
「ひとつのプリハートでふたり同時に変身できる」ことにすれば、それは本編での扱い通りなので納得できたかもしれない。あるいは「プリキュアになる為にそもそもプリハートが必要なかった」という真相であったなら、いっそこのタイミングでそれを明かしてしまえばよかったかもしれない。(まぁ、これは冗談)