本日の夜実況。改めて観たらめちゃくちゃ良回。
シリーズ構成氏直々の脚本ということもあり、重要回という位置づけだろうと感じた。というのは、「ぶつかり合ってこその親友」という、スイプリを象徴する大きなメッセージのひとつが、割とはっきりと言語化される回だから。
一方、作監はなまためやすひろ氏。前回はキャラデザ高橋晃氏の作監で、当然ながらキャラデザに忠実な回だったけど。なまため氏の回は描線がやわらかく、違った良さがあるなと再認識。
脚本としては、関係の再構築が奏視点で語られるのが面白い。前回は弟に厳しいことを言っていた奏だけど、今回の響に対するお説教には、同じお説教でも愛を感じた。シリ構の脚本でこう描かれている以上、この厳しくも優しい子が本来の奏なのだろうなと。
響のマネで「ゴーストレートっ、アンドレフトっ!」なんてふざけていたり、「響、なんでも話そう」などと大マジの呼びかけをしたり。なまため作画の奏にこんなことを言われては、まったくメロリンキューとしか言いようがない。