サポーター

ぷーざ
@pooza

Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

本日の夜実況。ネタバレあり。
「前の飼い主」というトピックをシリーズ構成に盛り込んだ成田さんも、「前の飼い主」である栗原さんに筋を通したいろはも。
どちらも「誠実だな」というのが本放送での感想で、それは変わらず。

栗原さんは愛情を持ってマロン(こむぎ)と接していた様だから、正義はどうしようもなく栗原さんの側にある。
その栗原さんに対して、いろははなりふり構わず「こむぎと離れたくない」と言った。実際、いろはが主張できる立場などなく、その様に言うしかないわけで。

「こむぎ自身はどう思っているのか?」と言わんばかりに、人の姿をした少女がこむぎ本人(本犬)であることを察した栗原さんは、多くを語らず身を引いた。
栗原さんは高齢で、施設に既に入っている立場だから、こむぎを飼い続けるのは実際には難しいというはわかる。いろはがこむぎを大事にしているのは栗原さんも分かった様だから、栗原さんの立場では、時々にでもこむぎと会うことが出来れば大きな問題ではないだろう。

一方、栗原さんが「マロン」呼びをやめ、いろはに倣って「こむぎ」と呼ぶ象徴的なシーンがある。
こむぎがいろはと一緒にいることは認められるとしても、「こむぎ」と呼び続けてよいかどうかは別の問題だろう。この「名前」問題も、少女の姿をしたこむぎ自身の言葉から、その様に納得するしかなかったのかな。

これ以降は、周回している立場で気になったこと。

こむぎとユキの後頭部にあるハートマークが、物語の中で初めてはっきりと「ハート」と呼ばれた。
「このハートマークには、何かしらの設定があるのだろう」と当初から思っていた。細かいことだけど、結局語られることがなかったのは意外だった。

また、こむぎが栗原さんのもとを離れ、いろはに保護されるまでの間に何が起きたかといえば、ガオウに会っていたことが分かっている。
こむぎが会っていたガオウは昴ではなく、ガオウ本人(本狼)だったらしい。
この空白の時間が割と大事だなと感じる。「全てのことが説明されるわけではない」ことは承知しつつも、ハート同様、もう少しだけ掘り下げて欲しかったな。



Loading...