2026年版放送をきっかけに、過去触れられてこなかった旧作の類にも手を出そうと決意。まずは押井監督版の本作から。
アニメーションの動きや構図の面白さやアフレコのクオリティが現代に持ってきても何ら遜色ないどころかやはり最前線クラスなのは言うまでもないが、何よりもその題材やシナリオ構成についてはある程度AIや科学技術が発展した令和の世だからこその含蓄があるように感じて非常に刺激的だった。生命としての定義、記憶が人格を人格たらしめる、そして自己の中に存在するゴースト。難解だけれど、自分達の今の生き方と切っても切り離せない普遍性を持った作品で、ある意味今の時代に初見できて良かったかもしれない。