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良い

言いなりになんかならず、全部ぶっ壊すと宣言したヒストリアを契機として様々な認識が壊され、反転する話だったように思う

前回明かされた事実から自分は役立たずだったんだと嘆くエレン。しかしジャンには「自分の力一つで何とか出来たこと有ったかよ?」と言われてしまう。他の皆もエレンが完璧だなんて思っていない。
なら、エレンはそんな完璧でない自分であっても命をかけて助けに来てくれた仲間達に報いるために、彼らを命をかけて守らなければならない
エレンが再び自分を信じ巨人化し、皆を守ると共に壁に空いた穴を塞ぐ手段を見出す場面には感動してしまう。が、同時にあの情けない走り方にはやっぱり笑ってしまう

始祖の巨人の力はエレンが持つべきか、それとも王家の人間が持つべきかという問題。これもエレンは前回に続きレイス卿に喰われることを良しとするが、ヒストリアはこれにも反対する。王家から始祖の巨人の力を取り上げている現状こそが人類にとって好機なのだと説く。
これは誰かの望むとおりに行動していたクリスタでは思いつかないものだったろうし、単純に復讐だけを信じ行動していたエレンなら受け入れられない考え方。レイス卿一家を殺したグリシャの行動にこそ意味が有ったのではないかと捉えたから思いつく逆転の考え方

せっかく会えた父親に嫌われたくないとの思い込みから、一時はレイス卿の言葉を信じエレンを食べようとしていたヒストリア。
人類にとって災いとなってしまったレイス卿と別れる決意をし、自分の意志で壁の中の女王となると決める。彼女に訪れたここ数話での劇的な変化が次回、どのような着地点を迎えるのか楽しみだ



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