世代交代で新部長となったイノ先輩。部長に向いてないと考える彼女の今回の行動はどころそわそわうろうろしたものばかり
写真がぶれたように彼女は自分のやるべきことがはっきりせずぼやけている
観望会でもイノ先輩は空回り。まあ、地質班だから仕方ないけど……
代わりに他の面々はやるべきことをしっかりやってる印象
得意の絵を使って子供たちに星の知識を教えるみら
小難しい話から少女に一歩進んだ星の魅力を教えたあお
美味しいパンで子供たちの気を引いたすず
観望会を楽しいものに出来たみらとあおの気持ちは通じ合ってるように見える。別の場所に居ながら同じ星を眺める事でまるで一緒にいるかのように錯覚するのは第一話でもやったこと
けれど、今回みらは布団であおはベランダ。その身に纏う温かさの違いはそのまま熱量の違いに繋がりそうな予感……
役を降りた三年生は受験の真っ最中。
彼女達が志望校を教えなかったのは後輩たちに余計な心配をかけさせないため。桜先輩の気の利いた優しさは尊敬してしまう
モンロー先輩は厳しい状況のようだけど、彼女も彼女で自分のやるべきことに全力なのだろうと伝わってくる
そうした中でイノ先輩なりの部長像が垣間見えた気がした
休んだあおに対して「大丈夫ですか?」と問いかけ、翌日には「何かあったらいつでも話して下さいね」と。あおの異変を感じつつ、無理に問いただしたりはしない。けれど、気にかけている
小さいことに気付くイノ先輩の特性と部長像が繋がったような気がした
イノ先輩が進む部長像は何も三年生に倣ったものでなくてもいいし、まずは自分に出来ることをやってもいい
モンロー先輩の苦戦を見つつ、小惑星関連の纏めをするみらとあお。地学オリンピックを目指すイノ先輩
それら、踏み出した一歩の先に素敵な事があって欲しいと願ってしまう