Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

会議というお題のもとに勘違いに勘違いが重なっていく展開が面白い
会議室だったり、井戸端だったり、料亭だったり
話し合うには相応の場所が必要だけど、場所が相応だからって良い会議になるとは限らないという罠

姫の家族会議要求を「会議室がない」という理由で断った可久士
一方で三人が集った井戸端会議やら編集長との料亭会議では双方の意思疎通が出来ていないものだからそれぞれが勘違いすることに
特に編集長と可久士の勘違いは凄いね。勝手に打ち切りになると思い込む可久士面倒くさい(笑)

意思疎通が出来ていないのは後藤プロの中でも同じだね
可久士は自分を気遣って心配ないと言っているのだと勘違い、アシスタント達はこれがよくある思い込みと気付かず連載終了後の予定を入れまくる

もしかしたら自分に都合の良いように勘違いし続ける十丸院が一番幸せなのかもしれない(笑)

結局、この回で最も意思疎通が出来たのは可久士と姫による炬燵会議
場所に気を遣ったわけでもない話し合いは、これまでの積み重ねを下地に向き合ってじっくり話し合ったことで二人の望みは共有される
唐揚げを「一緒に作ろう」と言い、素晴らしい誕生日会を催す事ができた親子の様子は温もりに溢れているね

温もり溢れる親子の情景から時は飛んで姫が一人で迎える18歳の誕生日
どうして姫は一人になってしまったのか。可久士はどうなってしまったのか
「かくしごと」に満ちた親子の物語がどのような結末を迎えるか気になってしまうね



Loading...