麗みたいに音楽を好きな理由が曖昧になっていたキャラクターが、音楽制作を始めたばかりの天真爛漫な子を通して音楽の楽しさに目覚める話って本当に好き……!
りんく達が認知度を上げる為に挑んだ楽曲コンテスト
麗を巻き込む形となったこれは両者にとって思わぬチャンスとなっている点が面白いね
りんく達は新曲作りへ繋がった。麗は作曲活動へ
特に麗に訪れた変化は大きいようだね
親や周囲の大きすぎる期待に拠って敷かれたピアノの道は偉大な先人が作った楽曲をなぞるというもの
けれど、りんく達から求められたのはオリジナル。自分の中から湧き上がるフレーズをメロディに起こし、修正点を指摘されればそれに応え
落選した際には自分がもっと上手く出来ていればと悔やむほど
だというのに自分の作ったフレーズが楽曲になって、それがステージで披露され、りんく達に涙を浮かべさせるまでになり…
最後にはステージに立っていたりんく達とハイタッチ。
曲作りを共有できた事は音楽の楽しさを見失いかけていた麗にとって変化を導くチャンスになったんじゃなかろうか
それにしても麗に対しても有効だった貝殻攻勢
見ている側からすると「アレに一体何の価値が?」と思いそうになるけど、第一話の描写から貝殻がりんくにとってとても大切なものであることが判る
りんくから貝殻を渡されるということは、りんくにとって大切なものを託すに相応しい相手と認識されているということなのかもしれないね