Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
良い

石川と由紀、そして桜の三人が織り成す恋模様がキラリと光る回
主に由紀視点で描かれる今回の話がとても切なく映るのは由紀が自分を卑下した上で石川や桜を高く評価しているから。嘘の関係が石川や柳、桜を縛っている点を気にかけているから

由紀は柳をフッた背景に嘘が紛れている事に引け目を感じてしまうし、石川を真剣に想っている桜を嘘によって邪魔している状況も辛いと感じてしまう
でも、ここには由紀の気持ちも確かに存在するから、石川の優しさに甘えたい、嘘を本当にしたいとの欲も捨てきれない。そういったドロドロしたものが溢れたのがあのズル休みの場面か

それが止めたのは石川のメールがきっかけ。石川と桜が付き合えば由紀の嘘は終わるから笑顔を作って登校できる
だからこそ石川が嘘に関係なく桜の告白を受ける気は無かった点は衝撃的
由紀から見れば二人共優しい人間で釣り合っているように思える。でも、石川は自分と桜は釣り合わないと卑下する。。石川は自分を卑下する由紀と釣り合うかのように隣に立ったと言える

どこか屁理屈じみた雪と桜の関係。でもそれは雪が春の桜を邪魔する存在ではないと必死に訴えてくる言葉でも有る
だから由紀は石川の隣に居る自分に納得できたのかもしれないね

仙石が幾ら桜の事を持ち上げても咲かなかった想いは実を結ばず涙となって流れ落ちる。その光景は仙石の言う通り、誰も悪くないから辛い……



Loading...