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良い

前回は衝動に任せて描き続ける事で自分の中にあった複雑な感情を引き出し、それを絵にぶつけ心臓の鼓動を確かに出来た。
今回は絵に感情を乗せられるようになった事で見えてきたもの、不足するものに悩む回だったと言えるのかな

というか、今回の内容は母を前にした八虎の発言が全てだね。それ以外の解釈が難しくなるくらいに
言葉や文字だけでは伝え切れない。美大への進学も進路調査票の文字だけでは理解されないし、巫山戯ていると思われる。森への卒業祝いも言葉だけでは足りやしない

絵を見れば絵が好きなのだと伝わるが、学業的な進路と結びつかないし、八虎もそれを説明する言葉を持たない
母へ請う場面でも学業として美大を選ぶ言葉は出てこない。代わりに提示したのは絵。それによって母の献身を知ったと、世界が広がったと八虎は示す。それこそが八虎の志望動機なわけだね

森の絵を見た瞬間から美術の道を進み始めた八虎はつまり、森の絵から沢山の感情を受け取った。だから森の描く姿こそ八虎の美術の始まり。
卒業祝いに渡した絵はキャンバスに向かう森の姿。これは八虎にとって印象深い姿であるとともに、美大へ進学できた森へのお祝いが説明しきれない程に籠もっているのだろうね

八虎の絵を受け取り涙を浮かべた母と森。思えば、前回では八虎も自分の絵の感想を言われて涙を流していたっけ
絵を知って単調ではない世界に飛び込んだ八虎が、絵を通して重層的な感謝を伝えられるようになった
この技量が予備校で何処まで通じるのだろうか?



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