3つの規模で停滞からの進展が見られる回だったね
雨季が過ぎるのを待ってからの出発、ギュエスの中で変わるギレーヌへの印象、そして喧嘩別れしそうになったエリスとミニトーナの仲直り
どれも気持ち良い変化が感じられる描写となっているね
ギュエスの中でギレーヌの印象は停滞したまま。でも変わった後のギレーヌを知っているエリスにとっては納得出来ないギャップ
止まったものを動かすには刺激が必要。エリスを通して伝わるギレーヌの剣術、ルディから知るギレーヌの立場によってギュエスの認識が変わり、進展する様は良いね
そんなギュエスだから、停滞しかけたエリスとミニトーナの仲を取り持てるのだろうね
止まったまま別れる辛さを知っている。停滞から進展したからあの時何をすれば良かったか判る。
また、人生をやり直しているルディも戻れない辛さを身に沁みて知っている
二人の仲介を受けたエリス達が仲直りする様子は心が暖かくなるものだったね
雨季は終わってルディ達は再び旅路へ。村に留まる事は出来なかったけど、代わりに彼らを模った人形が残る事に。それは両者の絆がちゃんと存在し続けると示しているかのよう
ラストに幾つかフラグめいたものが有ったけど、やっぱりここからの旅路も安穏としたものにはならないんだろうなぁ……