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とても良い

バンドグッズ作りにアー写撮影、バンドらしさを確立しようとする動きの中でお題として出たのは中核と言える歌詞の方向性
表事情としてはそれに悩むぼっちの奮闘が描かれるけど、裏事情として存在したのはリョウのバンド愛だったのかな

結束バンドという名に反して結束力が曖昧なバンド
だから虹夏もお題トークっのノリでバンドの方向性を決めようとする。トークが進む虹夏と喜多、ボケが冴えるリョウは話を回せるが、それでバンドらしさを満たせるわけじゃない
だからひとりの作詞作業、そしてリョウの作曲が肝要となるわけだ

アー写を撮る場所を何処にするかもバンドらしさが求められる
喜多が良いと思った場所は既に潰れたショップ、それは昔ながらの音楽を体現する場所だから間違いじゃないけど、これからの場所じゃない。対してひとりが見つけたのは別の道の先に有った駐車場脇の壁
格好の付かないきららジャンプ、結束バンドのこれらからを象徴するアー写になったね

喜多が歌うからって青春・応援ソングっぽい歌詞をひとりが書けるわけじゃない。自分の言葉をバンドに込めなくなったら終わり
ひとりのサイン集は自分らしさすら迷走している現れか
自分のことすら判らなくなったらメンバーの教えが必要となるわけで、その対象は同じくバンドらしさを形作るリョウとなるわけか

同じ問題に向き合う同志。っぽいだけの歌詞に収まるか、自分らしさ・バンドらしさを追求するか
悩みバンドを嫌になったリョウだから言える「自分の好きなように」
意見を言えない事が多いひとりが貫いた自分らしさ。苦悶の果てに生み出した歌詞はリョウから認められ、メンバーからも評価された
ひとりの頑張りが認められた形だ



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