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良い

イリヤの過去がベリーハード……
魔族への印象を固定するには充分過ぎる出来事をサリフィは知らなかったから、イリヤでもレオ達の優しさを訴えれば変わると思えた
でも、イリヤだってサリフィを助けた魔族の存在を知らなかった。互いの「知らない」の差が信じるものを分けたのかな

悲惨なイリヤの過去、それでも彼が歪んだ心のままに成長しなかったのは特にサリフィの存在が大きいのだろうな
妹を思わせる女の子。実は生贄の運命だったが、イリヤは知らなかった。それはイリヤに後悔を抱かせただろうけど、それによってサリフィは穏やかに過ごせたし、イリヤの方も明るい日々を過ごせた

知っているかどうかによって心の持ちようや信じるものは変わる
レオはサリフィが人間への執着を未だ持つかを知らないからサリフィを信じきれなかった。変わるのは悲しむサリフィの心情を知ってからか
レオはサリフィを信じた。そしてサリフィを悲しませないよう尽くしたレオの姿を知ったからイリヤも魔族を信じるきっかけを得られる

イリヤという人間を知ったレオ、レオという魔族を知ったイリヤ。二人が大切な少女の為に誓いを交わす様は信頼を越えた何かを感じさせたよ
イリヤの認識を変えるだけでもこれだけ大変だった。魔族と人間の融和を目指すサリフィの前途は厳しいまま。それでも互いを知る為に同じテーブルに着く者達が少しずつでも増えれば彼女の未来も変わるのかな



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