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とても良い

勝利の座を巡るライバルであり、見ている世界も異なる。道を違えたに思えたキタサンとダイヤがこのタイミングで行うのはぶらり旅ですか
何処へ行くと決めたわけでもなく、どちらの意見が優勢というわけでもなく。運任せ風任せで巡る旅。そこには何の思惑も含まれないからこそ、ごく自然な2人の姿が現れたのかもしれないね

電車に乗り各地へ向かう2人の様子は勝負を競いあった仲にはとてもじゃないが見えない。昔からずっと仲良しでずっと一緒だった、そのように見える
そもそも2人はライバルである以前に親友。最近は競うあまり失われかけていた関係を取り戻す旅となる
そう出来たからこそ、旅の終着点で改めて親友兼ライバルとして再戦へ向かえたのかな

季節が巡りやってきた天皇賞。キタサンとダイヤの他にもライバルが存在するし、そもそも2人共に勝ちも負けも味わった上であの場に立っている
生半可な気持ちでレースに挑めやしないからこそ、2人はライバルとして再び向き合う事になる。でも直前に親友としての間柄を取り戻したばかりだから、破滅的な対立へ向かわず、気持ちの良い勝負を目指す対立となる

結果は少し意外なものに。
勝利に燃えるタイヤを寄せ付けないキタサンの走りはこれまでのレースで見られた必死さや懸命さとまた違う観客の笑顔を目指す為の疾走へ。ライバル達を負かす為でなく、皆が楽しめるレースにする為の勝利
何となく楽しいを目指してきたお祭り娘が次元を一つ上げ新境地に至ったのだと感じられるレースと感じられたよ



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