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良い

本獣を倒した後に始まる人型怪獣との戦いはそれ故に防衛隊として何を守るかよりも、防衛隊員になった自分は何を守りたいという点がフォーカスされたような
レノと伊春、人型怪獣に勝つ自信は無いからこそ何の為に戦うのかが際立つ

相手の攻撃を見切れるレノは人型怪獣との相性が良いように思えるが、別に勝機は無い。それでも戦ったのは伊春を逃がす為であり、カフカのような憧れの男になる為であり
ここで一度は逃げた伊春が同じように、自分を守ってくれたミナやレノのようになる為に戦場に戻る姿は格好良い

そういった気持ちの強さを全く顧みる事なく猛威を振るう人型怪獣は恐ろしい存在
だからこそ人を超越した力を持つカフカが怪獣となって伊春やレノを守るのは爽快な瞬間
誰かを守る意思において最強の男が振るう拳の熱さは最高の一言!

でも、人々から見ればカフカの姿は怪獣でしかなくて。守ろうとした防衛隊員から銃口を向けられ人型怪獣を逃がしてしまうのはカフカの立場の危うさを思い知らされる
その象徴の如く眼前に現れた保科の凶刃。カフカは果たして人間か怪獣か、それを試す場となりそうな



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