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良い

必要以上に亜季や依に突っ掛かり学生バンドらしからぬ演奏を披露する志帆の思惑は誰にも見えてこない。そうまで頑なだとまるでこちらに落ち度があるかのように感じてしまう。亜季が陥ったのはそういう心境
亜季と志帆だけなら解決の糸口が存在しない関係、そこにバンドメンバーとして依達が関わる事で突破口が開く展開は良いね

SSGIRLSとローレライが本格的に対立を始めるなら、両者に関わるひまりも自然と因縁に関わってくる
亜季にとってSSGIRLSの関係が突破口となったように、志帆の後輩として懐くひまりの関係も突破口。無遠慮な興味ではなく知る為に聞こうとする姿勢。そんなひまりだから志帆も容易に明かさない過去を話してしまったのだろうね
原作既読組としては、キョウを出すならどこまで映像化するのかと気になってしまうが…

世界一のバイオリニストになると自惚れていた志帆の前に現れた『本物』キョウ
それは志帆の心を折るだけでなく、存在理由すら否定する大きな壁
キョウの居ない場所を新たに戦う場所と選んだのは代償行為か反逆行為か。キョウと持ってしまった関係が志帆に突破しなければならない壁を作らせてしまったのだとしたら因果なものですよ…



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