白夜に執心しているという言葉通り、ミラは白夜にどんどん溺れていく。その傾向が続いていけば緊張感の無い関係へと至るのだろうけど、二人は敵同士。敵として戦場に立つ理由がある
ニヤニヤ展開に潜む僅かな緊張感が表に出た回となったような
ミラがどれだけ白夜に貢いでも彼女が御使いの手元に居るなら彼女の危うさは続き不快な状況に陥る
それだけにミラがあっという間に御使いを塵としたのは良かったな
そうした展開の後だからこそ、二人で囲む食卓が辛さを越えて手にした尊い温もりだと感じられる
白夜がミラによって一時的にでも敵である理由から解放されたなら、ミラとて彼女の敵に成るしかない状況から解放されるべき。けれど…
フォーマルハウトのおせっかいな補佐は改めてミラの立場を思い出させ、関係を振り出しに戻しかねないもの
そこでミラが初期には持ち合わせていなかった執着が役に立てば良いのだけど