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とても良い

冒頭の御使いによる分析は見事に百屋の性質を言い表している
望まない、諦める、逆らわない。嫌な事や不遇に耐える力に長けていると言える。でも長けているからって何も感じないわけではなく
尋問という耐えきれなくなる瞬間へと誘う行為を通して、百夜の弱みを曝け出させる展開は本当に良いものでしたよ

魔法少女に敵対するミラはカメラの前で白夜を害する演技をしなければならない。それは彼にとって耐えられない振る舞い
白夜はミラの立場を判っているから、自身が耐える事で彼に迷惑を掛けまいとしている
ならミラはこの状況を乗り越えつつ、無理に耐えようとする白夜を拘束から解放してやる必要がある

施設で育つ過程で物分かりが良くなり過ぎてしまった白夜は耐えるばかりの人間に。そこに悲しみはある筈なのに
彼女が知らなかったのは自身が耐える姿に他者も悲しみを覚える点。ミラの深い感情が乗った言葉に釣られ、自らを告げた白夜の涙には感動…
二人は変わらず敵対している。だから相手の弱みを知って、互いの弱さを受け止め合える愛を育んでいくのだと思えたよ



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