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良い

時行を反則的な未来視で導く頼重がポンコツになるとか、おもしろ…
さておき、それは保証の消失。これまでは頼重が送り出すならどのような危険でも躱せる保証という安全が有った。けれど、今回の事例に頼重は頼れない
それは安全からの逸脱であり、その象徴が悪党・瘴奸となるのかな

偵察に乗り気な時行達に対して頼重は面倒な慎重さを披露
ギャグ調だけど、鎌倉が落ちて半年程度なら想定外の危険も多い筈。むしろ呑気な周囲が可怪しい
結果として、吹雪に囲まれ絶体絶命の危機に追い遣られたのがその証拠と言えるのかも。まあ、今回は味方となる人物だったから問題なかったと言えるけど

吹雪がした行為は印象的。親や村の庇護が受けられなくなった子供達に戦う術を教えている。それは安全からはみ出た者達を再び安全圏に戻すような行為
似た部類としては時行に稽古を点ける狐次郎と亜也子も挙げられるかな。時行が適度に成長を感じられる安心安全な接待稽古。ぬるま湯のようなそれで時行は少しずつ強く成れる

破壊された中山庄の有り様は時行にとって鎌倉と重なり感じられるようで
思えば時行とて鎌倉の破壊で安全から遠ざけられた存在。なら、親だけでなく今にも故郷を失いそうな子供らを守る事で自らの心をも守ろうとしているのかな
ただ、そんな彼らを迎え撃つは常道から外れた悪党。保証無い中で戦う相手としては不安ばかりだが…



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