キスをしたのではないかと思わせる舞台の余波は大きいね。見た者も見てない者も大喜と雛の仲を邪推してしまうのはそれだけあの舞台が恋愛を想起させるものだったからか
大喜は千夏の反応を過剰に気にしてしまうし、雛もこの状況を活かせるだなんて口にする。他の面々も多かれ少なかれ反応する
それだけに渦中に近い場所に居ながら目立った反応を示さない千夏の恋愛観が気になっていたのだけど…
ようやく明かされた千夏の恋愛観、それは彼女という人間性に紐づいたものと感じられたよ
同居人である大喜には読めず、友人の渚も誤解する。そんな千夏の恋愛観を唯一見抜けるのが花恋であるというのは良いな。花恋とて面倒な恋愛をしているタイプだからか、簡単に済ませられない恋愛観を持つ千夏の心を打ち明ける相手と成るのか
花恋が言うように、恋愛なんて個人差が有るもの。千夏の恋愛観が特殊という話ではなく、千夏はそういう人柄であるという話
厄介なのはこの世に存在するのは千夏と大喜だけではないから、千夏がゆったりと花を育てている間にその花を掻っ攫ってしまう者が現れてしまうかもしれない懸念点
そう考えると、突風のように物語に乱入した菖蒲は懸念が現実化した存在か
他者に理解できない脈絡でバド部のマネージャーに就任し、あれよあれよと大喜にボディタッチ。大喜も菖蒲も互いに恋愛感情を向ける事は無さそうだけど、大喜に想いを持つ者が見て気持ちの良い光景ではない
と云うか、軽い恋愛ができる菖蒲はそれこそ何が起きてもおかしくない可能性とてあるかもしれない
雛のように勝ち負けで考えるか、千夏のように見ないフリをしてしまうか。俄に騒がしくなった大喜の周囲で菖蒲はとんだ劇薬と成りそうだ