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とても良い

猫猫が自分の立場を判らなくなっているという独り言は今回のキーの一つとなっている印象
本当の猫猫はただの下女に過ぎないが、壬氏に利用され玉葉妃に取り立てられ、帝や皇太后の依頼を受ける。何重にも貼り固められた立場は元の姿を判らなくさせてしまうもの
同様に女帝が匿う形で隠された先帝の真実も猫猫が開けるまで誰も知らなかった。そして、猫猫ですら知れないのは物静かな表情に隠された皇太后の想いか

絵を前に佇む皇太后の姿に猫猫は親しみ有る問い掛けを想像したようだけど、実態はもっと憎々しいもの。というより、皇太后の心情変化は容易に理解できないものだね
当初は野心から近付いた。けれど、先帝が自身に興味を覚えず他の娘に目を掛けるようになると憎しみを向けるように。それは憎しみを向ける前には別の感情が隠されていたと示唆している
だからきっと、先帝をいたぶった件にも表に見えるものとは別の感情がその下に隠されていた筈で
けれど、閉じ籠もってしまった先帝と彼との繋がりを断ち切ってしまった皇太后は互いにどのような感情が有ったかを知れなくなってしまった訳だ

その答えの一欠片を提示したのが二人から生まれたであろう壬氏であった点は印象深い
絵に遺された黄色の意味等について皇太后は知らないと答えたけれど、理解できないとは違う返しに彼女の想いが潜んでいるような
貼り固められてきた様々な感情の奥底から、己は先帝を呪ったわけではなく、また先帝も己を呪っていないと悟れたのではないかと思えたよ
でも、それは遅すぎる悔恨。だからこそ自分のお気に入りに対し正直な向き合い方が出来ていない壬氏へとアドバイスをしたのかな
昔話は終わり今の物語へ。と云う前に一風変わった話が差し込まれるようで



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