衝撃的な失恋を経たばかりの雛は停滞真っ最中といった印象。代わりに動き始めたのが菖蒲になるなんてね。というか、彼女はもしかしたら雛以上に大喜が雛を振った事に納得せず、彼女と同じくらいに心乱している
また、大喜の方とて雛を振った責任感からか、自分の恋愛に関して真っ正直に動き始めた
キツい心境でも動こうとするのは不出来な現状を変えたいと思うから。そうした感覚が大喜や針生をバドへと向かわせ、そしてライトな恋愛を好んでいた筈の菖蒲の恋愛観を変える事になるようで
雛を振った大喜はそれをしこりに感じつつも、悩み続ける事を良しとしてない印象
自分を許せない反動は前へ進む原動力に。良くも悪くもその感情は大喜に猛烈なまでにバドに向き合わせ、千夏をデートに誘うきっかけとなる
その状況は逃げに等しいかもしれないが、針生が逃げていた大喜との試合を行った事を「良かった」と言ったようにいずれは雛と向き合う時間を良いものと捉えられるかもしれない。その為に少し回り道が必要なだけで
ただ、現状では罪悪感が強い点は今後千夏と向き合っていく上で障害となりそうな気もするが……
今回の菖蒲は様々な表情を見せるね。特に号泣する雛に釣られて涙を流すシーンには驚かされた
彼女が抱く罪悪感は前回までのような「応援したい」との感覚とは異なる原動力となっているね。それが明確な意味を持つのはゲーセンで雛に庇われたシーンか
菖蒲の元彼への反論は大喜を庇う言葉であり、未だ大喜を好きな証であり
雛は無惨に振られても大喜に悪感情を抱いていない。それは何よりも相手を深く想う愛情の印であり、菖蒲が焦がれてしまうもの
雛との経験は菖蒲の進む方向性を定め、彼女を猪突猛進なタイプにしていくのだと感じさせるね
大喜も同様。雛を振ってしまって迷いを許されなく成った彼とて千夏に近づく為にその名の如く猪突猛進
他方で今回は進むも停まるも見えなかったのが千夏か。彼女は恋愛をゆっくりと育てたいタイプ。だとしたら、自分の知らぬ処で三角関係が激変し、大喜が自分への猛アピールを始めた事は彼女の恋愛観にどう影響していくのだろうね?
何はともあれ、大喜・千夏・雛・菖蒲の4人が部活動を交えつつどのように恋愛を行っていくのか、その道行きを期待しつつ待ちたいものですよ