ブライトがミライを気にかける描写はこれまで有ったような気もするけど、ミライはスレッガーを好きになっていのか。あの大人しすぎ、自己主張も少ないフィアンセに不満があったのは苦しい自分を助けてくれなかったという以上に危険な匂いにあふれる宇宙の男スレッガーに惹かれていた面もあったのかな?
今回でソロモン攻略は終わったわけだけど、印象的だったのは脱出するジオン兵の描写か。前回、女性たちを先に逃したドズルだけど、ソロモン放棄を決めたら部下たちを逃して自身はしんがりを担当。またマ・クベ付きの参謀も兵士の救出を進言すれば、マ・クベもその言葉を認め自身も救出活動に当たる。物語も終盤に差し掛かりジオンが不利になる展開が増えてきたけど、単純にジオン憎しではなくジオン兵も人間であることを強調するかのような描写、それを倒すのが連邦の純粋な兵士ではなくもともとは民間人だったアムロたちが倒すというのも面白い。ガンダムが勧善懲悪モノではないことを改めて感じさせる。