菓子パから始まった千鳥・桔梗有志の集いは凛太郎の家での遭遇や勉強会を経て一緒に海へ行くまでに。少し前まで壁が有ったのが嘘のよう
ただ、そのような仲の良さをとって全ての蟠りが解かれているというのはもしかしたら大袈裟な話で。凛太郎達と普通に過ごしてくれるから忘れていた昴の男性への恐怖、そこへ改めてフォーカスしつつ昴を仲良しの輪に入れてくれる朔達がただの善意で彼女を受け容れている訳では無いと見える回でもあったな
今回は様々な手法で昴と男子陣との距離を感じさせていたね。遠近感による深度の違い、影などが作る境界線、最も大きな物として波の内側と外側…
それは昴が彼らとは別の場所に居たいと思っているからそうなるのではなく、男子が苦手という深く影を落とす要素が彼女に壁を意識させてしまうだけ
だから男子達に感じていたのは苦手というより怖いに近い感情かな。こんな自分を受け容れてくれるのかという
それだけに朔が境界を蹴飛ばすようにして、「友達だと思ってる」と伝えてくれ、翔平達も同調してくれた事は何よりも良いシーンだったな
また、昴が波に手を突いたシーンは彼らと同じ場所へ行けた象徴に思えたよ
花火は綺麗だけど思いの外に終わりは早く訪れるもの
けど、綺麗なものは他にも在る。薫子は昴が柔らかく変われたのは凛太郎のお陰だと感じる。でも凛太郎は行動できるようになったのは薫子のお陰だと感じる。それらの関係はとても綺麗な情景だね
とても尊い綺麗さは互いに感謝を伝え合わせる。だからもっと綺麗さを続けたいと思う。そこで薫子が発した「会う楽しみを増やせばいい」はそれこそ凛太郎が望む情景で
ふと溢れてしまった本音の言葉、これをすぐ消えてしまう綺麗さとしない為に行動する凛太郎の想いは実を結ぶのだろうか?